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現代車非正規職、ソウル駅前で集中集会を開催

「使用者側の解雇、懲戒の乱発にも労組と正規職化を守り抜く」

ユン・ジヨン記者 2011.02.26 19:41

現代車蔚山工場非正規職支会の組合員による上京闘争が2日目を迎え、 蔚山、牙山、全州3支会の組合員がソウルに上京して集中集会を開催した。

▲写真:キム・ヨンウク記者

2月25日にソウルに上京した蔚山工場の組合員約90人をはじめ、約20人の蔚山の 組合員が26日に現場に結合し、牙山支会と全州支会からはそれぞれ170人ほどの 組合員が集中集会に参加した。彼らはソウル駅前集中集会を始め、宣伝戦等で ソウル市民に現代自動車の不法派遣問題を知らせる計画だ。

この席でソン・ソンフン牙山支会長は「急いで上京闘争が組織されたが、元請 の管理者たちは驚いたようだ」とし「管理者たちは、上京闘争に参加すれば懲 戒し、特別勤務をすれば懲戒を見逃すと組合員を懐柔した」と伝えた。

続いて彼は「現在、蔚山の組合員に解雇と懲戒などの措置が加えられているが、 来週からは牙山工場でも懲戒の嵐が吹きそうだ」と述べた。

またソン・ソンフン支会長は、「終わりが見えない闘いだが、夜明けは直前が 一番暗いという。われわれはその時期にいる。正規職化のために力強く戦う」 と決意を語った。牙山支会は23日に組合員総会を開き、正規職化のための2派 ストライキを全員一致で決意した。

蔚山支会のイ・ウンファ非対委員長は、「労組幹部の不祥事で作られた非常 対策委員会は、新しい執行部ができるまで、2派ストライキのための中継ぎ役を する」とし「また、今回の上京闘争後に正規職と地域団体との連帯のために、 あらゆる努力を尽し、金属労組とともに労組の不正問題を根絶して信頼を 回復したい」と語った。

また、イ・ウンファ非対委員長は組合費流用についても語った。彼は2月21日、 チェ某前事務長が組合費流用を暴露したことについて、「チェ某前事務長は、 使用者側の労務士と管理者に口座番号も知らせた人物だ」とし、「そんな人が 使用者側の悪性扇動を繰り返すのは不思議ではない」と釘をさした。チェ某前 事務長は2月21日、自身の文で「上級外部団体の先輩活動家のみなさん、扇動政 治はもうやめなさい」、「非支会の仲間をこれ以上死地に追いやるな」と書き、 問題になっていた。

イ・ウンファ非対委員長は「数人の役員によって、労働組合が瓦解、崩壊する 危機に置かれ、使用者側は不正事件を契機に労組を無力化させようともした」 とし「だが、現代車非正規職支会は数人の幹部のものではない。25日間の工場 占拠闘争を死守したすべての組合員のものなのだから、組合員は今後も揺れる ことなく労組を守って行こうと考えている」と強調した。

一方、今回の集中集会には、600人ほどの労働者と連帯団体の会員が参加した。 彼らは3時からのソウル駅集中集会の後、午後7時からは良才洞現代起亜車本社 前でのキャンドル文化祭へと闘争を続けた。

また約110人の蔚山組合員と約170人の牙山組合員、そして約30人の全州拡大幹 部は26日に良才洞の座込場を守り、上京闘争を共に続ける計画だ。彼らは上京 闘争三日目の27日にはソウル地域の地下鉄駅で現代自動車不法派遣についての 宣伝戦を行う予定だ。金属労組のイ・ウォンジェ不非部長は「25日に組合員た ちが会議で地下鉄宣伝戦を決めた」とし「今後の計画も組合員の議論を通じて 決めていく」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-02-27 04:26:28 / Last modified on 2011-02-27 04:26:28 Copyright: Default


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