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現代車非正規職イ・サンス支会長、「責任を果たす」

「7日の代議員大会で交渉への立場と闘争方針を決める」

チョ・ソンウン記者 2011.02.07 08:41

[編集者注]現代車非正規職支会のイ・サンス支会長が最近の争点に対する立場についての文を送ってきた。イ・サンス支会長は「7日の代議員大会で交渉へのはっきりした立場と以後の闘争方針を決める」と明らかにした。

イ・サンス支会長は組合員への文で、役員辞任について「指導部全体が総辞職 するべきではないかと悩んだ。しかし支会長としての責任を痛感しており、 きちんと闘争を終わらせることで責任を全うする」という決意を明らかにした。

続いて「私は正月前に組合員の仲間たちに挨拶もできず、工場を出た。旧正月 連休前に妥結することに同意できなかったから」とし「2月7日に開かれる臨時 代議員大会が交渉の慎重な検討と判断をするべきな時期だと考える」と明らか にした。

また「闘争の時期に会計監査をしないのは一般的な慣例だが、使用者側と保守 言論は闘争の正当性を傷つけようと術策を働かせている」とし「労働組合は、 どの組織よりも清潔でなければならないと思うので、今回の臨時代議員大会で 代議員の仲間たちに会計報告をすることで透明に処理する」と明らかにした。 (記事提携=蔚山労働ニュース)

組合員への文

組合員のみなさん!

本当につらく苦しい時期です。使用者側は私たちの正当な闘争を汚すために、 必死にあがいています。このように難しい時期に、指導部が道徳的にも清潔で、 使用者側にはさらに堅固でなければならないのに、好ましからぬ問題を起こし たことについて、まず申し訳ないという言葉を差し上げます。

この問題について指導部全体が総辞職をするべきではないかと悩みもしました。 しかし闘争は終わらず中断している状況で、今の一歩がより重要な時期なので 当事者に自主的に辞任を勧告しました。しかし支会長としての責任を痛感して おり、闘争をきちんと終わらせることで責任を全うするという決意を今一度、 明らかにするところです。

また臨時代議員大会で最終的な決定を下す予定なので、現場でも支会サイトで 確認できない内容で議論することは、混乱を加重しかねないので、認めていた だきたいと思います。

私は正月前に組合員の仲間たちに挨拶もできず工場を出ました。

旧正月連休前に妥結することに同意できなかったためです。旧正月の連休前に 妥結することが重要なのではなく、どのような内容で妥結するのかが重要です。 しかし使用者側は最後まで私たちの要求を弄び、また私たちの闘争を歪曲させ て時間稼ぎしてやり過ごそうとするだけで、核心的な内容はまた今後の協議や 別途の協議という内容にして、実質的な正規職化の対策はありませんでした。 2月7日に開かれる臨時代議員大会は、交渉について慎重に検討し、判断するべ きな時期だと考えます。

支会の会計について多くの議論があります。闘争の時期に会計監査をしないの は一般的な慣例ですが、使用者側と保守言論は、闘争の正当性を傷つけようと 術策を働かせています。しかし労働組合はどの組織より清潔でなければならな いと思いますから、今回の臨時代議員大会で代議員の仲間たちに会計報告をす ることで透明に処理をします。それでこれ以上の問題が出ないようにします。

組合員のみなさん!

つらく苦しい闘争が予想されます。だが諦めないでください。私たちが諦めた 瞬間、現代資本は非正規職の正規職化に対して一歩も退かなくなるでしょうし、 永遠に非正規職で生きていくことになるでしょう。

「法は権利を得ようと努力する者のために存在する」と、私の友人の弁護士が 話していたことを思い出します。私たちが権利を得るために努力する時だけが 正規職化への答えを得られるのだという確信を持って力強く闘争しましょう。 朝出勤闘争を力強く進めましょう!

現代車非正規職支会長 イ・サンス拝

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-02-08 00:09:58 / Last modified on 2011-02-08 00:10:08 Copyright: Default


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