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大宇自販、お年玉は『組合員全員解雇』

1月31日に大規模整理解雇を断行...旧正月連休にも無期限座り込み持続

ユン・ジヨン記者 2011.01.31 20:14

大宇自動車販売(大宇自販)が旧正月連休前の1月31日、大規模な整理解雇を 断行した。

使用者側は12月30日、職員572人の70%に当たる388人の整理解雇方針を労働部に 伝え、その後、1月29日に264人に整理解雇通知書を発送した。31日の整理解雇 断行リストには、希望退職者を除く全労働者が含まれている。特に184人の金属 労組の全組合員が解雇者リストに名前を連ねている。

▲1月25日仁川市富平の大宇自販本社前で「大宇自動車販売整理解雇糾弾金属労働者決意大会」が開かれた。[出処:金属労働者キム・サンミン]

大宇自販支会は使用者側の大量解雇方針に反発し、1月24日から富平の大宇自販 本社を占拠して座り込みをしている。使用者側の一方的な整理解雇を認めず、 労使間での対話と模索で問題を解決しようという立場だ。そのため労組は使用 者側との交渉で、経営正常化のための労使協議体を提案しているが、使用者側 はこれを拒否して大量解雇の方針を固守している。

特に大宇自販の経営悪化は、これまで経営者が建設サイドへの無差別な投資と 放漫な系列会社の運営にあったのに、使用者側はこの責任を労働者の大量解雇 で解決しようとしていると批判されている。建設事業への大宇自販の無差別な 投資は、2008年の金融危機の時に不渡りの危機を招き、車両販売代金をGM大宇 に支払えず、販売権が解約された。

それだけでなく、使用者側は整理解雇の方針を労働部に申告する50日前に労組 側と十分に協議し、解雇者に30日前に予告するか1か月分の賃金支給などの手順 を踏まなかった。また会社は10か月間未払いだった賃金の中から社員150万ウォン、 部長330万ウォンを会社に返却すれば整理解雇除外対象選定で加算点をつけると 明らかにして、非難されている。

現在、大宇自販の組合員約百人が本社占拠座り込みを行っており、整理解雇を 撤回するまで無期限の座り込みを続ける方針だ。労組は「解雇を避ける方案が あのに、使用者側は対話を拒否して整理解雇通知を強行した」とし「占拠座り 込みをしている組合員は、残酷な正月のお年玉に怒り、一寸も退かないことを 決意し、帰郷を諦めて無期限座り込み闘争を展開する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-02-01 13:29:14 / Last modified on 2011-02-01 13:29:22 Copyright: Default

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