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全北の市民社会団体、バスストライキが解決するまで無期限に座り込み

大韓老人会、正常化対策委は官制動員集会中?

カン・ムンシク記者 2011.01.27 11:31

全北地域の17の市民社会団体が、長期化するバスストライキの解決のために、 全州市長が積極的に仲裁するよう要求し、1月25日から無期限のテント座り込みに 突入した。

25日11時に全北市民社会団体は、貸切りバス増車に反対する記者会見を開いた後、 抗議書簡を全州市長に渡そうとしたが警官が阻止したため渡せなかった。

これに対して市民社会団体は「全州市の独裁行政は極に達した」とし「市民の 意見をまとめるべき地方自治団体長としての義務を放棄する行為」と声を高めた。 続いて彼らは25日午後6時にノソン広場にテントを張り無期限リレー座り込みに 突入した。

座り込み団は、バスストライキが解決しないのは「全州市と関係機関が一方的 に事業主の肩を持っている」からとし、全州市が積極的な労使仲裁をするよう 要求した。

座り込みに参加している全州平和と統一を開く人々のイ・ヨンソク代表は「バ スストライキを解決するには補助金の使用内訳を透明に公開して、未払い賃金 問題を解決しなければならない」とし「テント座り込みは、バスストライキが 終わるまで続ける」と明らかにした。

一方、26日午後2時には市庁前で大韓老人会と全州バス正常化市民対策委(正常 化対策委)がバスストライキ解決のために公権力を投入しろと要求し、集会を開 いた。4〜5人が参加したこの日の集会は、全州市内の商人連合会が集まって 構成された正常化対策委が主導した。

▲参加者がいない集会?(全州バス正常化市民対策委の集会の様子)

だが、ある集会参加者は「大韓老人会から出ろと言われてきた」とし「どんな 集会なのかはよく知らない」と述べた、官制動員でないかという疑いが提起さ れている。他の参加者も「出てこいといったのにあまり人が出てこない」と説 明し、こうした疑惑を裏付けた。集会参加者は集会の司会者から離れたところ に立ったり道端のベンチに座って帰った。司会者は記者が集会の背景の説明を 要求すると「ノーコメント」と言って急いでその場を離れた。(記事提携=チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-01-28 05:48:50 / Last modified on 2011-01-28 05:48:50 Copyright: Default

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