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大宇自販労働者、本社占拠

24日、組合員百人が富平本社に進入…解雇撤回を要求

キム・サンミン(金属労組) 2011.01.25 09:30

大宇自動車販売支会(支会長キム・ジンピル)の組合員約百人が1月24日午後3時頃、 整理解雇の撤回を要求して仁川市富平にある大宇自動車販売(以下、大宇自販)の 本社を奇襲占拠した。

大宇自販は昨年12月30日に中部地方雇用労働庁仁川北部支庁に全職員572人のうち 388人を整理解雇すると申告した。これに続いて会社は1月17日から一週間、希望 退職を受け付けて、25日に整理解雇対象者に個別に通知するという立場を労組側に 伝えていた。

この過程で会社は別途の慰労金もなく、希望退職者に先に未払い賃金と退職金 を支払う方針を発表した。また最近は整理解雇対象者の評価基準として社員の 賃金返却を条件として、労組側の強い反発をかっていた。

大宇自販労使は、労働者が占拠座り込みを始める直前に特別交渉を開いたが、 使用者側が整理解雇を強行する立場を固守したことで成果なく終わったという。 キム・ジンピル支会長は「21日の面談に続き、今日の交渉でも会社は整理解雇 を回避しようという労組側の意見を握りつぶした」とし「整理解雇が撤回され るまで占拠座り込みを続ける計画」と明らかにした。

大宇自販労働者のこの日の占拠は奇襲的に行われ、使用者側との衝突はなく、 午後4時現在、本館4階の役員室と廊下で座り込みをしている。現在のところ、 使用者側の特別な動きはないという。

大宇自販は昨年4月、最終的に不渡り処理され、ウォークアウトに突入した。そ の後、売却が進められ、昨年11月に大宇バスと企業分割売却の了解覚書を締結 した。会社は25日に株主総会を開き、来月初めに売却手続きを終える計画だ。

支会はこの間、大宇自販経営陣が建設業に進出するなどのタコ足式事業拡張と 不良経営で会社を難しくさせたとし、雇用保障と共に経営陣の辞任を要求して いた。(提携=金属労働者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-01-25 18:23:48 / Last modified on 2011-01-25 18:23:49 Copyright: Default

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