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「また、良才洞へ」、現代車非正規支会が奇襲上京闘争

瑞草署前集会申告闘争...「2次ストライキの出発、礎石になる」

ユン・ジヨン記者 2011.01.25 00:27

12月6日、工場占拠座り込みを解除した現代車非正規職組合員が、新しい闘争を 予告している。使用者側との遅々として進まない交渉と、組合員への告訴告発、 差し押さえなどは、1か月間、彼らを切歯扼腕させた。

1月23日の日曜から奇襲的なソウル上京闘争を行っている蔚山工場解雇者たちは、 ソウル瑞草警察署の前に照準をあわせた。良才洞の本物の社長、『鄭夢九』と 会うための第一歩として、瑞草署前の集会申告闘争を企画している。すでに、 使用者側は1か月間の防御集会を先行獲得している状態で、現在瑞草署の前には 集会申告のために組合員と用役業者職員が常駐している。

1月23日、6人の第2工場解雇組合員が奇襲上京闘争を始めた後、24日の午後には 14人の解雇組合員とシート1部の未復帰組合員が参加した。彼らは全員が、今回 の上京闘争は2次ストライキの火種になると話す。24日午後7時、上京後最初の 集会を開いた組合員と連帯団体は、共に2次ストライキの準備を宣言した。

この席で労働戦線のチョ・フェジュ代表は、「使用者側は対話を言うが、対話 の前提が間違っていて、約束が保証されなければ座り込みを解いてはいけない ということを再び理解させた」とし「口から出る交渉しようという言葉はたわ ごとだった」と使用者側をさらに強く批判した。現在現代車労使は5次交渉まで 行われており、26日には6次交渉を行う。だが使用者側は、座り込みを解除する 前提条件だったストライキ参加者の雇用保障の約束を守らず、交渉期間中も通帳 仮差押さえなどの措置を続けている。

また使用者側は、ドンソン企業と第2工場解雇者にも他工場への選別復帰を主張 しており、交渉内容も特別な成果なく、労使が免責合意だけに集中していると 批判されている。これについてシート1部のキム・ウンヒョ代表は「使用者側は 平和な交渉を言いながら、平和ではない交渉をしている」とし、「われわれは これに対抗して人間らしく生きるための第2次ストライキをここから始める」と 明らかにした。

ウ・サンス第2工場解雇者も「現実は絶望的でも、この場は闘争の火種を大きく し、2次ストライキの礎石になる」とし「近い将来、良才洞現代起亜車本社前で 仲間たちとともに現代資本を糾弾する闘争をすることを約束する」と伝えた。

元下請共同闘争を展開しろという要求も高かった。「交渉委員リストから抜け るなど、厳しい嫌がらせで我慢できない」と口を開いた金属労組のキム・ヒョ ンウ副委員長は「現代車正規職の平均年齢は40代後半で、雇用問題に悩む時期 に置かれているので、胸の中では非正規職闘争を応援している」と強調した。 彼は続いて「絶対多数の国民が非正規職なのだから、私たちが勝つことで多く の国民が元気付けられる」と声を高めた。

一方、この席には20人の現代車非正規職組合員の他にも、キリュン電子分会、 社会進歩連帯、進歩新党、社労委、タハムケ(All Together)、全国学生行進の 会員約80人が参加した。彼らは寒波の中で約1時間30分間の集会を進め、現代車 非正規職闘争に連帯にすることを決意した。進歩新党のキム・ウンジュ副代表 は、「交渉局面で苦杯を味わったので、現場中心の新しい闘争を展開しよう」 とし「連帯単位も2倍以上、決意と闘争を固めていく」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-01-25 09:39:14 / Last modified on 2011-01-25 09:39:16 Copyright: Default


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