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GM大宇、『原職復帰』めぐり労使交渉が難航

労使、『復職方案』で差...21日に富平駅で労働者大会

ユン・ジヨン記者 2011.01.20 16:19

GM大宇非正規職労働者の高空籠城が50日目になるが、事態解決のための使用者側 と労組側の交渉が難航している。

▲20日、シン・ヒョンチャン支会長のハンストが30日目になった。[出処:チャムセサン資料写真]

1月16日、GM大宇労使安全本部長とキム・ヨンフン民主労総委員長、パク・ユギ 金属労組委員長、チュ・ヨンホGM大宇車支部支部長は、非正規職組合員復職に 関する対話を始めた。この席で労組側は、解雇者15人の原職復帰を要求し、使 用者側はこれまで明らかにした『選別復職案』の立場を旋回し「15人の復職を 考慮する」という前向きな立場を示した。また、労使は交渉開催と趣旨に同意 し、意見を接近させた。

12月29日、キム・ヨンフン委員長との面談の席で『選別復職案』と『先座り込 み解除』を提案してきた使用者側が、突然前向きな立場を示したことで、労使 の合意は急流に乗るものと見られた。だが17日に再開された交渉で使用者側は、 復職放棄者と再下請業者を解雇された3人の復職を拒否した。

解雇者全員の原職復帰を主張する労組は、このような使用者側の立場の受け入 れを拒否する立場を明らかにし、これに対し使用者側は18日の交渉で再び1人の 復職拒否の立場を明らかにし、交渉が難航することになった。これに対してイ・ デウ金属労組仁川支部副支部長は「使用者側は自分たちの必要で人為的に主張 を翻している」とし「これにより時間がかかり、労組側の要求を下げようとし ている」と批判した。

労使はその後、交渉の具体的な日程は確定しなかったが、対話は続ける立場だ という。イ・デウ副支部長は「一方が望めば対話するということには労使とも 同意した」とし「だが労組側はすでに確定した要求をすべて提出した状態で、 使用者側の前向きな立場を期待している」と明らかにした。

現在使用者側は、新車『シボレー』を導入するなど、新しいイメージの変化を 試みており、長期戦に突入した非正規職座り込みが負担になっている状況だ。 また、ソン・ヨンギル仁川市長をはじめ、各政党と地域団体が早急な事態解決 を要求しており、使用者側の事態解決の圧力はさらに高まっているようだ。

そのため一部では、使用者側の立場の変化に注目して早いうちに交渉が妥結す るという期待を示しているが、今週内に合意に至るかどうかはわからない。イ・ デウ副支部長は「明日午後3時に富平駅で労働者大会を開くので、今日の夜と明 日の午前中に交渉が行われなければならないが、まだ動きがない」と説明した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-01-22 00:36:38 / Last modified on 2011-01-22 00:36:39 Copyright: Default

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