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GM大宇対策委、『集団ハンスト』等の2011年闘争を宣布

使用者側、選別復職を提示して交渉拒否...「強力な闘争を始めるしかない」

ユン・ジヨン記者 2011.01.05 13:52

2011年の新年も、相変らずGM大宇非正規職闘争は続く予定だ。

高空籠城36日目、支会長断食17日目を迎えた1月5日、GM大宇車 非正規職闘争 勝利のための仁川地域対策委員会(対策委)は、今年の闘争を展開する新年闘争 計画を宣布した。非正規職支会の継続的な交渉要求を拒否している使用者側を 相手として程度の高い闘争を展開する計画だ。

使用者側、組合員全員復職と交渉拒否

すでに3年間の戦いを続けてきた非正規職支会は、昨年11月に結局、高空籠城と ハンストを選択した。2010年、あちこちで出てきた非正規職事業場の闘争とか らみ、GM大宇非正規職闘争も世論化され、各政党と地域の市民団体が集まって 対策委を構成し、闘争の全面化を宣布した。そのためこれを意識した使用者側 は、微温的ではあるが立場の変化を示し、昨年12月29日には問題を解決するた めの公式な立場を発表した。

だが支会をはじめとする対策委は、使用者側の態度は相変らず一方的かつ強圧的 で、対話拒否と違わないと主張している。特に使用者側が出した立場は解雇 組合員15人のうち懲戒解雇された6人を除く選別復職だった。座り込み闘争の 核心的な要求条件だった支会の『組合員15人全員復職』は受け入れなかった。

これに対して民主労総仁川本部のチョン・ジェファン本部長は、「12月29日、 使用者側とキム・ヨンフン委員長が会った時、使用者側は私たちが絶対に受け 入れない選別復職案を投げて、することはしたという態度を示した」とし、 「これが大宇自動車が言う対話なのか」と批判した。それだけでなく、使用者 側が提示した選別復職案について、支会と対策委は12月31日に受け入れ不可の 立場を伝えたが、使用者側は支会と対策委が回答していないと言って責任を問 うている状況だ。

交渉も使用者側が拒否しているため成功するかどうかは不透明だ。民主労働党 仁川市党のイ・ヨンギュ委員長は「1月2日、使用者側に民主労総、金属労組、 対策委、支会、使用者側で構成する5主体の交渉テーブルを公式に提案したが、 使用者側はこれを断った」と説明した。続いて「高空籠城と対策委発足後に、 仁川市長、市議会、富平区庁長、区議会、キム・ヨンフン委員長までが事態の 解決を要求したが、解決していない」とし「使用者側は、今回の事態を解決す るために対話に出るよう再度要求する」と強調した。

対策委、2011年の闘争計画を発表...対策委と野五党の断食座り込みを拡大

使用者側が選別復職を公式の立場として通知しただけに、対策委も使用者側が 対話する意志がなく、一方的に受け入れを強要したと解釈している。したがっ て対策委は、「非正規職労働者と対策委が去年よりさらに強力な闘争をせざる を得ないのは、私たちの意志以前に全くGM大宇自動車の態度に起因する」と述 べ、闘争計画を発表した。

まず、現在行っている高空籠城とハンスト、対策委の連帯座り込みと工場の各 門での定例宣伝戦と毎晩キャンドル文化祭など、基本的な闘争活動は今年も続 ける予定だ。また、対市民宣伝戦と言論活動などの世論形成の活動は仁川全域 に拡大する方針だ。

今日の記者会見を始め、集中企画闘争も計画している。対策委は1月6日夕方、 正門での『対策委員会新年闘争宣布式』を始め、13日にはGM大宇自動車周辺で 車輌デモを行う。22日には富平駅で全国労働者大会を開催する。

交渉要求のための闘争計画としては、集団ハンストを企画している。集中企画 闘争が終わり次第、同時に対策委共同代表団と全ての代表団、顧問、野五党の 代表を含む地域の人々がハンストに突入する。地域的次元で使用者側を圧迫す るために、GM大宇車が仁川市から受けた特典と支援を返納させる汎市民運動も 併行する方針だ。

これに対して対策委は「非正規職問題が解決するまで、全ての力量を集めて 闘争する」とし「どの選択がさらに長期的な視点でGM大宇車の経営にプラスに なるのかを判断するのは、全くGM大宇車の役割だ」と警告した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-01-06 10:14:47 / Last modified on 2011-01-06 10:14:51 Copyright: Default

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