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東国大清掃労働者、『雇用安定』ストライキ座り込みに突入

東国大、労組設立1年で業者解約..雇用継承には無返答

ユン・ジヨン記者 2010.12.29 16:55

東国大の清掃労働者が雇用保障を要求して、12月29日午後1時頃から東国大学校 本館で座り込みを始めた。彼らは連座座り込みの理由を「雇用安定に対する確 答を受けるため」と明らかにした。

[出処:京郷新聞動画画面キャプチャー]

東国大清掃労働者は、雇用安定などの権利のため、10月29日に民主労総ソウル 一般労組東国大施設管理分会を設立したが、まだ学校側からの雇用不安に苦し んでいる。特に労組設立後、学校側は業務を始めて1年にしかならない用役業者 との契約を解除することに決めた。特別な問題もなく1年で業者と解約するのは 異例なので、解約について分会は「労働組合設立を防げなかったことに対する 問責性の解約」と解釈している。

また、分会は「東国大は現業者と解約した後、先週に新しい清掃業者を選定す る入札を行ったが、再入札手続きを平常の公開入札ではなく秘密裏に指名入札 で行った点も、こうした疑惑を増幅させている」と説明した。

こうした再入札で学校が新規業者を選ぶと、新規業者は法的に現労働者の雇用 の責任がなくなる。そのためパク・ムンスン民主労総ソウル一般労組法規部長 は「再入札による新規業者選定は、労働者を合法的に大量解雇する手段に活用 される」と説明した。

突然の解約と入札過程の問題だけでなく、雇用継承についての学校側の無返答 も、労働者の雇用不安を増幅させている。分会はこれまで雇用継承について、 学校側に4回の質問を送ったが、学校側はこれに答えていない。新しく選ばれた 業者もまた雇用継承には答えていない。これについて分会は「清掃美化労働者 は現在ほとんどが労組員」とし「そのため用役会社の解約が清掃労働者の大量 解雇で労組を瓦解させる手続きではないかと憂慮される」と説明した。

一方、東国大清掃労働者はこれまで週40時間勤務で基本給758990ウォンと法定 最低賃金より10万ウォン程度低かった。それだけでなく元請の学校職員は休み の間に残業を指示し、入金された残業手当てを現金で持っていくように指示す るなど横暴を行ったという。また職員は組長手当の5万ウォンも着服し、労働者 の反発を買ったこともある。

そのため分会は、清掃労働者の雇用継承に対する学内の友好的な世論を形成す るために、13日から3日間『清掃美化労働者雇用安定と処遇改善のため汎東国人 署名運動』と1人デモを行った。分会は「署名運動は、たった一週間で9362人の 署名を集めるなど学内構成員の全面的な支持を得ている」と説明した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-30 04:47:29 / Last modified on 2010-12-30 04:47:30 Copyright: Default

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