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現代車牙山、総15億2千万ウォン損賠請求

11億7千万ウォンまた損賠...金属労組『弾圧を中断しなければ格別の措置』

チョン・ジェウン記者 2010.12.27 07:57

現代車牙山工場使用者側が12月9日の艤装部ライン占拠で生産に損失を受けたと し、牙山工場社内下請支会(社内下請労組)幹部と組合員89人に11億7千万ウォン の損害賠償を請求、21日に大田地方法院に提出した。

会社は非正規職労働者が9日午前6時20分から55分間、艤装部のシート工程を 占拠して、ソナタ59台不生産、浄水器他の器物破損など『財産的損失』を与え たため、このように請求したと明らかにした。ソナタ車両は10月出庫価として 一台当り1千922万2千ウォンとして計算された。

会社側はすでに社内下請支会幹部17人に3億2千万ウォンの損害賠償を請求して おり、社内下請業者も3つの業者が組合員94人に代替人材宿泊費、間食費まで含 めて計算、計6千350万4198ウォンを請求した。

現在まで、牙山工場元請、下請使用者側が請求した損害賠償金額は計15億2千万 ウォンで、現代車牙山工場側から告訴告発された社内下請支会幹部、組合員は 89人になる。

ソン・ソンフン社内下請支会長は「正当なストライキに損害賠償、告訴告発は おかしい。完成車でもないソナタ車両を10月出庫価格として計算したり支会が 反対した代替人材を投入しておきながら代替人材間食費と宿泊費まで計算した。 厚かましくて破廉恥な行動だ。事態解決のために交渉をしているのに、会社は 労組を圧迫して組合員を萎縮させようとしている」と批判した。

金属労組は現代車非正規職に対する拘束、懲戒、損害賠償が拡大しているとし、 『弾圧をやめなければ格別の措置を考える』と明らかにした。

労組によれば、現代車は11月15日の大法院判決により、不法派遣社内下請を 正規職化しろとして25日間ストライキを行った現代車非正規職労働者419人に 計162億ウォンという史上最大の損害賠償請求訴訟を出した。24日、クリスマス 連休の間に現代車非正規職支会(蔚山工場非正規職労組)のイ・サンス支会長など 約90人の通帳を差し押さえ、同日シート第1工場のチョン・テゴン代表がシート 工場の近くで逮捕された。また、非正規職労働者の闘争を連帯、支持した一部の 正規職労働者も告訴告発されたり、通帳を仮差押さえられた。

12月9日に非正規職労働者が第1工場での座り込みを中断し、△座込者雇用保障、 △告訴告発および損害賠償仮差押さえ撤回、△指導部社内身辺保障△不法派遣 特別交渉に対する対策の4つの議題をめぐり誠実に議論することにしたが、21日 の3次交渉まで、告訴告発および損害賠償、仮差押さえについては労使間協議も 行われていない。

金属労組は「検察は不法派遣を中断しろと要求する労働者を逮捕せず、十数年 間不法を犯してきた鄭夢九会長、チョン・ウィソン副会長を逮捕しろ。会社が 信義誠実の原則を破り、組合員の弾圧を続けるのなら、25日占拠ストライキを 越え、正規職と非正規職全体労働者のさらに大きな闘争を呼ぶと明らかに警告 する」と明らかにした。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-29 00:58:54 / Last modified on 2010-12-29 00:58:58 Copyright: Default


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