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バス・ストライキ宣言大会、全北高速を糾弾

「280万ウォンの給料で暮していたら、なぜ私たちがここにいるのか」

キム・ヒョンジン記者 2010.12.19 17:16

▲バスストライキ全北地域3次総力決意大会[出処:チャムソリ]

バスストライキ全北地域3次総力決意大会が12月18日、全州公設運動場正門前で 開かれた。全北にある7つのバス支会が全面ストライキを始めてから10日を越え、 バス組合員の勢いは日ごとに高まっている。特にこの日は光州錦湖高速支会の 約300人の組合員が18日午前4時から19日の午前10時まで、64年間無争議の歴史 を破り時限付き全面スト闘争に突入した日でもあり、士気は天を突くほどに高まった。

この日の大会には、民主労総全北本部組合員と全北地域市民社会団体会員500人 が参加し、バス組合員と共に全北バス業者のうち、今も労使交渉に微温的な 態度を示す全北高速を集中的に糾弾した。

▲民主労総全北本部チョン・グァンス本部長. [出処:チャムソリ]

民主労総のチョン・グァンス全北本部長は「全羅北道は市外バスに100億の補助 金を払っていると言うが、正確な内訳は道議員を通じて来週初めにはわかる」 とし「キム・ワンジュ道知事はまた全北高速にいくら払ったのかわらかない」 と具体的な内容が把握され次第、全北道に抗議する意向を明らかにした。

彼は今では全国民が全北のストライキの状況を知っており、全州市民も今では 全州市と全羅北道がストライキを解決しなければならないと話しているとし、 補助金をめぐる地方自治体の責任論が高まっている世論の動向を説明した。

大会の間に民主労総全北本部のパク・ジェスン組織局長は「会食の席で、バス 会社の社長が不満事項があれば虚心坦懐に話してくれと言ったので、ある組合 員が2つ程の改善点を言うと、その翌日から配車せず、懲戒と解雇までされた」 とバス会社の社長の横暴に苦しめられたあるバス組合員の労働相談内容を伝えた。

▲デモ行進隊伍が全北高速の前を通り過ぎる。[出処:チャムソリ]

大会を終えた参加者たちは、全州公設運動場正門の前から全北高速まで、デモ 行進を行った。続いて全北高速車庫の整理集会で全北高速支会のファン・イン チョル副委員長は「朝のニュースで私たちは月給280万ウォンを受け取っておき ながら、150万ウォンしか取っていないと嘘をついたかのように言っていた」と、 ある言論報道を紹介し「そんなたくさんもらっていれば、私たちがなぜここに まできて、地面に座っているのか」と、一方的に使用者側が膨らませた給与だ と一蹴した。

彼は周辺の警察を見て「全北高速ストライキ初日、私たちを警察が強制連行し た時、多くの組合員が負傷し、ある仲間は膝人工関節を壊された」とし「これ が民主社会の姿か。私たちはこんな腐った社会に暮している」と公権力の労組 弾圧に強く糾弾した。(記事提携=チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-20 00:32:05 / Last modified on 2010-12-20 00:32:20 Copyright: Default

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