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軍浦唐洞LHアパート、土木労働者が最長ストライキで労使合意

高空籠城建設労組幹部たち拘束令状請求

ペク・イルジャ(現場記者) 2010.08.03 09:15

建設労組京畿中西部建設支部の軍浦唐洞LHアパート工事現場でのタワークレー ン高空籠城が労使合意で7月29日に終わった。28日間の高空籠城だ。

6月1日からの建設労組京畿中西部支部のストライキは、7月28日に軍浦唐洞LHア パート工事現場の元請業者である慶南企業と下請け業者のチョンバク企業、組 合員30人余りが工事現場事務室で雇用継承、賃上げ、告訴告発取り下げなどに 合意したことで一段落した。

6月16日、慶南企業に工事放棄覚書を提出して労組員を解雇したチョンバク企業 は、まず組合員12人に仁川、永宗島アパート工事現場で雇用するようにした。

これに労組は8月2日午後4時から安山の建設労組京畿中西部支部事務室の前で 58日間の軍浦唐洞LHストライキ闘争報告大会および組合員団結大会を開いた。

京畿中西部支部のチョン・ソンフン政策企画部長の司会で進められたこの日の 大会には50人余りの組合員と連帯単位が参加した。建設労組のカン・ムンス副 委員長は、「建設資本と政府は建設労働者を闘争に追いやっている。建設労働 者が人間らしく生きるための私たちの闘いはまだ終わっていない」とした。

パク・スギュ組合員は「建設会社が組合員の闘争を防ぐために多様な手法」を 使ったが、建設労組と連帯する労働者の闘争で勝利できたとし、喜びを隠さな かった。

チョン・ソンフン政策企画部長は、今回のストライキは「現場交渉を進めて、 58日間のストライキ闘争をしたのは土木労働者の最長期間ストライキとして記 録されるだろう。何よりも未払い賃金のためでなく、ストライキ中の団体協約 締結のために、28日間のタワー高空籠城をしたのも土木建築で初の闘争だった」 と力強い闘争を続けた組合員たちに感謝の言葉を伝えた。

しかし労使が労組幹部と組合員への告訴告発を取り下げることに合意したが、 警察の無理な拘束捜査で論議がおきている。

慶南企業は7月1日から軍浦唐洞現場でタワークレーン高空籠城をした2人と仁川 のLH工事現場でタワークレーン高空籠城をした2人に対する損害賠償請求訴訟も 取り消すようにした。

高空籠城者などは直ちに警察署に連行され、健康問題で入院した組合員1人を除 く3人(キム・テボム京畿中西部支部長、ファン・ヒョンス労働安全部長、チン・ チョロク安山始興支会大工分会長)は、警察の調査の後に業務妨害容疑で拘束令 状が請求された。拘束された労組幹部は8月3日に検察で送検される予定だ。

これにチャン・ソクチョル建設労組副委員長は「前に未払い賃金のためにタワー クレーン座り込みをよくしたが、今はタワーに上がるだけで拘束だ。使用者が 告訴告発を取り下げるといったのに、警察は3人を拘束した」と批判した。

建設労組京畿中西部支部のイ・テジン法規部長は「合法的なストライキに建設 資本が下請け業者を偽装で解約し、建設労働者の労働三権を紙切れにしている。 特に軍浦警察署は合法的なストライキに警察兵力を配置し、タワークレーンで 座り込みをしている組合員に食事を上げることも不法行為だと脅迫していた。 『上からの指示で仕方ない』と言うが、その上が誰なのか全く明らかにしない。 建設労働者のストライキ闘争に対する警察の視点と態度をそのまま見せるのが 今回の捜査による拘束だ」と憤慨した。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-08-09 01:12:28 / Last modified on 2010-08-09 01:12:30 Copyright: Default

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