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キム・ヨンフン委員長、「民主労総、8月に起亜車で全面戦」

全面ストライキの困難を認定、戦術の変化を示唆

〈div class=chamSign〉キム・ヨンウク記者 2010.07.20 17:47〈/div〉

民主労総のキム・ヨンフン委員長は7月20日、記者懇談会を開き起亜車のタイム オフ阻止闘争に民主労総が直接全力を尽すと述べた。つまり民主労総や金属労 組の全面ストライキが難しいという事実を認め、戦術変化を示唆したわけだ。

〈img class=chamimg src="http://www.newscham.net/data/news/photo/3/49331/3.jpg"〉

断食9日目のキム・ヨンフン委員長は光化門の開かれた広場で記者と会い、「政 府と資本、保守言論が起亜車に集中して代理戦にし、現代起亜資本が労組を壊 滅する意図を捕らえた。労組を殺す計画に対抗し、起亜車支部の計画を理解し、 民主労総も戦術の変化が必要だ。8月は起亜車1点突破方式に進むしかない」と 述べた。民主労総が起亜車闘争に集中して正面突破するという意味だ。キム・ ヨンフン委員長は「起亜車戦線が白馬高地のようになっており、私たちも総戦 線より起亜車に集中する1点闘争に進む」とし「総連盟と産別、支部の役割を分 担して突破する」と話した。

民主労総は通常、単位事業場の闘争には直接出ないので、今回の宣言は異例と いえる。民主労総が最近、単位事業場闘争の前に立ったのは、昨年の貨物連帯 組合員の自決問題や双竜車闘争だ。二つとも単位事業場闘争が整理解雇や特殊 雇用労働者労働者性認定のような政府の政策の標的になった闘争だ。今年の起 亜車賃金団体協議闘争も、単位事業場タイムオフ限度問題だが、勝敗によって 労働運動の行方が変わると判断をしたようだ。

民主労総は、政府の策略がタイムオフで労組足首をつかみ、これにより労組が 無力すれば整理解雇要件の緩和につながると見た。その最前線に起亜車労使が いるという。民主労総のチョン・ホヒ報道担当者は、「民主労総の無力化で整 理解雇要件が緩和されると失業者の量産と派遣制拡大という悪循環に進むと判 断している」と付け加えた。労組専任者問題で起亜車労組が敗けると、その後 に押しかける整理解雇緩和問題は、全労働者の問題になるということだ。した がって起亜車への集中は全体的な戦線になる程の爆発力があるといえる。

「組合員はストでは労組法改正が難しいことを知っている」

キム・ヨンフン委員長が戦術変化を示唆した理由としては、実際に全面ストラ イキをする動力を無視できないという認識もある。キム・ヨンフン委員長は 「組合員は全面ストで労組法が改正できるのかと聞くほど、労組法全面再改正 は議会権力を変えなければならないことを知っている」とし「民主労総の闘争 は、労組法改正の土台を作れということだ。守勢の時の退却は正しくないが、 戦列を整えつつ退却する時期だと思う」と明らかにした。

金委員長は今回のハンスト闘争の成果に大きな意味をおかなかった。キム・ヨ ンフン委員長は「できなかった全面ストライキの責任をめぐり、総連盟と産別、 単位労組が互いに恨む態度を捨て、韓国社会が一段階発展するように闘争過程 で陣地が崩れないよう苦難の行軍に行く」とし「真の人権は働く権利を保障し、 真の福祉はまともな雇用だという内容を国民に伝えられれば今回の断食は成功 だ。労働を尊重する社会が必要だというコミュニケーションにしなければなら ない」と断食の意味を説明した。

キム・ヨンフン委員長はまた21日の金属労組全面スト戦術の変更については、 厳しい批判を提起した。キム・ヨンフン委員長は「金属労組全面ストライキ方 針のような重要方針が大工場の思うようにされるのは産別労組が克服する課題」 とし「21日の全面ストライキ方針変更に関して残念なことは、どんな方針でも 方針を立てればしっかり執行する気風にしなければならない。あまり安易に方 針を決定したのではないかと批判したい。評価が必要だ」と語った。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ) 〈br〉著作物の利用は、原著作物の規定により〈a href="http://freeuse.or.kr/license/2.0/yg/index.htm"〉情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可〈/a〉( 仮訳 )に従います。


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