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ドンヒオート座込み場、用役と使用者側の暴力深刻

取材中の記者が管理者に殴られ負傷

ユン・ジヨン記者 2010.07.20 09:24

良才洞現代起亜車前で野宿座り込みをしているドンヒオート組合員への使用者 側の暴力はますます深刻になっている。特に座り込みを取材していた記者にも 使用者側の職員が暴力を加え負傷させるなどで議論は続いている。

現在、ドンヒオート非正規職組合員は元請の使用者性認定を要求して9日間野宿 座り込みを行っている。すでに13日に一度連行された組合員は、用役の暴力に 無防備に露されている。また使用者側の官製集会による衝突も続いている。

▲13日、ドンヒオート組合員が警察に連行されるまで用役との対峙状況が続いた。[出処:チャムセサン資料写真]

19日には現代起亜車グループの海外法人長会議が開かれる日で、労使の衝突は すでに予想されていた。使用者側は午前から普段より多い用役人材を建物の前 に配置し、これにより用役と組合員との摩擦が始まった。

ドンヒオートのパク・テス組織部長は「用役職員が座込み場にきて、腹を出し て寝ころんだり、どけというと悪口を言って、あとの用役は座込み場周辺を歩 きまわり唾を吐いた」と証言した。

また「普段は多くても10人程度が形式的にしていた管理者の官製デモが、19日 には25人程度の人員が動員され、正門の前で組織的に行われた」と述べた。

用役と使用者側管理者の暴力もあった。パク・テス組織部長は「建物の中の状 況が気になってのぞき込んでいたら、8人から10人の男たちが駆け寄ってきて、 強制的に座込み場に引きずり出して投げ出した。服が破れた」と話した。取材 中の記者への暴言と暴力もあった。

当時、ドンヒオート座込み場を撮影していたユ某記者は、管理者に殴られ耳が 3センチほど切った。ユ某記者は「ある組合員が用役から逃げ回る場面を撮って いたが、3人の用役が駆け寄り、3本の傘でカメラを隠した」とし「その状況で 会社管理者が傘の外側で攻撃し、傘の骨でこすられて耳が切れた」と説明した。

ユ某記者は「傷害を起こした部分と共に、撮影させないようにして、業務を妨 害した事案も告訴告発する予定」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-07-21 17:38:45 / Last modified on 2010-07-21 17:38:46 Copyright: Default


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