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水を浴びせかけられて夜を明かしたドンヒオート非正規職

現代起亜車本社野宿座り込み...警備会社が放水銃、ヘッドライト、サイレン動員

チェ・ジニル(ドンヒオート) 2010.07.13 19:44

金属労組ドンヒオート社内下請支会は7月12日12時、ドンヒオート非正規職問題 について現代起亜車との直接交渉を要求する記者会見を良才洞本社前で開いた 後、交渉要請文書を鄭夢九会長に渡そうとしたが80人の用役警備により遮られ、 結局本社に入れなかった。

そのため支会は記者会見を終えた直後から本社前で直接交渉が実現するまで 無期限野宿座り込みを進めることに決意して席についた。

[出処:ドンヒオート]

日が沈むまで、数人の連帯単位の仲間たちが寄って行き、夜11時頃に支会の組 合員だけが残って寝床を準備していた。組合員たちがカヤを設置すると、突然 警備員が駆け付けて蚊帳を張ってはいけないと組合員を制止し、そのうちに警 備1人がいちはやく花壇に上がって支会の横断幕が縛られていた木を根元から抜 き取った。しばらくもめた後、組合員たちは寝袋の中に入って睡眠を求めた。 ところが11時30分頃、約30人の警備員が駆け寄り、組合員の寝袋を強奪した。 結局寝袋2つを奪われ、支会は警察に申告、警察が出動する事態まで起きた。だ が警察が到着する直前、警備員の責任者が強奪した寝袋2つを地面に投げ出して 警備員の間に消えてしまった。警察は支会組合員がしばらく説得した末、責任 者の人的事項だけを調査する無責任な態度を見せた。

騒音、ヘッドライト

警備員は警察が消えた後から露骨に組合員を困らせ始めた。眠ろうとする組合 員に車両2台を動員して強力なヘッドライトをあて、ハンドマイクでサイレンの 音をならし続け、組合員を寝かせなかった。このすべての過程は組合員の寝床 を20人ほどの警備員が人間の壁を作って取り囲んだ状態で行われた。

[出処:ドンヒオート]

水の洗礼

警備員たちは12時頃、悠々と「今から建物外壁の清掃をします」と放送し、消 火栓を使って組合員の寝床に水を降り注いだ。地面からすべてがぬれ、この放 水は2時間30分の間続いた。放水が続く間、全解闘、双竜車非正規職支会などの 連帯の仲間たちが遅い時間にもかかわらず訪問して共に戦った。仲間たちの申 告で消防車も出動したがそのまま帰り、放水は結局2時間30分で水がなくなった のか、止まった。

続く警笛、サイレン、ヘッドライト

水が切れた後も警備員は攻撃を止めず、自動車のサイレンとライト、そこに自 動車のクラクションも鳴らし、組合員が少しの間でも眠ることを妨害した。

明け方の5時20分頃、警備員はまた放水銃を撃った。水タンクがいっぱいになっ たようだ。組合員が積極的に水を防ぎ、今は遠慮なく人に向けて撃ち、体当た りまで起き、こっそりと木と階段に向かって清掃するふりをしながら、水の流 れを返した。

ドンヒオート社内下請支会は、ただ直接交渉を要求する手続きとして、交渉要 請文書を鄭夢九会長に渡す目的だけで本社前で野宿をして待っていた。それな のに、現代起亜使用者側は卑怯で残忍この上ない方式で非正規職解雇者たちを 文字通り『困らせ』て夜を明した。7時間続いた卑劣な弾圧は人間なら自ら恥じ ないわけにはいかない程の蛮行だった。一歩遅れて座込み場に来た双竜車非正 規職支会の仲間たちは双竜車で起きたことがそのまま起きているとし、怒りに 耐えられなかった。

しかし支会はこうした弾圧にも屈することなく目的の野宿座り込みを続け、ま たこうした蛮行を行う現代起亜資本を天下に暴露して彼らを相手にさらに粘り 強く戦い抜く。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-07-14 05:21:37 / Last modified on 2010-07-14 05:21:38 Copyright: Default

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