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大宇バス下請け労働者、「労組脱退選別契約職採用」会社案を拒否

「パク・ミョンウ市長は大宇バス社内下請労働者の雇用に責任を取れ」

チョ・ソンウン記者/ 2010年04月23日15時17分

全国金属労組釜山梁山支部、蔚山支部、大宇バス蔚山工場社内下請け解雇労働 者たちは4月23日午前10時、蔚山市庁南門前で記者会見を行い「パク・ミョンウ 蔚山市長は、集団解雇された大宇バス蔚山工場社内下請労働者210人の雇用に責 任を取れ」と要求し「大宇バスの選別契約職採用を拒否する」と明らかにした。 また「企業にはあらゆる特典を与え、解雇された労働者を傍観するのなら、パ ク・ミョンウ市長は今度の地方自治体選挙で市民の峻厳な審判を免れない」と 警告した。

大宇バス社内下請解雇労働者は「パク・ミョンウ蔚山市長は2004年12月14日、 蔚山市議会会議室で(株)大宇バス代表理事と大宇バス蔚山移転投資了解覚書を 締結した。蔚山市は9500人の雇用誘発効果と年間1兆1千億ウォンの生産誘発効 果を期待するとし、大宇バス釜山工場の蔚山移転を大きく宣伝して2007年10月 30日、上北面キルチョン工団の大宇バス蔚山工場を訪問、盛大な竣工式を行っ た」とし「パク・ミョンウ蔚山市長は集団解雇された大宇バス蔚山工場の社内 下請労働者の雇用の責任を取れ」と主張した。

続いて「金属労組は大宇バスの選別契約職採用を拒否し、解雇された社内下請 労働者210人の雇用が保障されるまで、大宇バスと蔚山市を相手に闘い抜く」と 決意を明らかにした。

蔚山市庁経済通商室長と懇談会

記者会見を終えた大宇バス社内下請解雇労働者は11時、パク・ミョンウ蔚山市 長と面談するために市庁に向かった。パク・ミョンウ蔚山市長は日程で席を外 していなかった。釜山梁山支部、蔚山支部、大宇バス非正規職支会代表団は経 済通商室長と懇談会を進めた。

蔚山市庁経済通商室長は「市庁は労使関係に介入できない。市の役割は、仲裁 して調停すること」と述べ、「大宇バス代表理事と会い、解雇された下請け労 働者を積極的に再採用するよう勧告している。大宇バスは労組を脱退すれば優 先で雇用するという立場を話していて、これについて考えられるのではないか」 と質問した。

代表団は4年間頑張って働いた社内下請労働者210人を整理解雇すると同時に 『生産部門契約職採用広告』を出したとして、新規採用の虚構性を指摘し、 「パク・ミョンウ市長は解雇された210人の雇用の責任を取れ」と要求した。

経済通商室長は「なぜパク・ミョンウ市長が責任を取るのか」と強く問題提起 し「あくまでも市の役割は調停と仲裁だ。強制はできない。ただし大宇バスが 新規採用広告を出しており、年末にも新規人員募集するという。社内下請解雇 労働者を最優先で雇用し、被害を最小にする方法を見つけるよう勧告すること はできる」と明らかにした。

大宇バス非正規職支会のカン・ハンテ支会長は「大宇バスはすでに履歴書を出 す前に100人ほどに出勤通知をした。労組を壊すためにやっている。大宇バスの 労務管理者は彦陽に住む16人の組合員に労組から脱退すれば雇用すると流し、 組合員を分裂させようとしている」と強く問題提起した。

経済通商室長は「自分たちは仲裁の役割に努力するが、強制はできない。ただ し代表団の立場を正確に大宇バスに伝える」と付け加えた

蔚山市庁宣伝戦

大宇バス下請け労働者たちは記者会見の後、蔚山市庁近くの地域で宣伝戦をし た。続いて午後には蔚山労働支庁雇用安定センターに失業給付申請した。

大宇バス労働者たちは週末を経て釜山梁山支部、蔚山支部と協議し、集会を はじめ今後の闘争計画を樹立する予定だ。(記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-05-03 12:43:29 / Last modified on 2010-05-03 12:43:30 Copyright: Default

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