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「MBCを守りたい!」

MBC本部全面ストライキ、全国出征式

言論労組/ 2010年04月08日10時17分

「見よ! 今韓国国民がMBCを守るために立ち上がっているではないか! 大きな 家の指揮の下に仁川空港をひそかに抜け出たキム・ウリョンをiPhoneで撮影し、 政権次元の『キム・ウリョン引き出し』を天下に公開したのも、まさにMBCを愛 するわれわれ国民だった。絶叫が聞こえないか。MBCまで政権に奪われないとい う国民の最後の絶叫が聞こえないか! 」

[出処:言論労組]

4月7日午後2時、ソウル市汝矣島MBC本社前の広場、全国から集まった約1000人 のMBC本部組合員がストライキ闘争に立ち上がった。4月5日、全面ストに突入し たMBC本部は、今日全国20のMBC支部の組合員をソウルに集め、ストライキ出征 式をした。キム・ヒョンス江陵MBC支部長の司会で進められた出征式は組合員が 持つ「MBCを守りたい」と書かれた小型バナーで覆われ、「大統領府直轄統治を 全身で拒否する」、「キム・ジェチョル追い出してMBCを守ろう」というシュプ レヒコールをあげ、力強く進められた。

[出処:言論労組]

イ・グネンMBC本部長は出征の辞で「この苦しい時期、われわれはなぜストライ キの旗を掲げたか?」と問い、「MBCを最後の希望、最後の砦だと言う人々に答 えるためだ」、「国民に対し、言論を守るために、民主主義を守るために、わ れわれはついに立ち上がった」と宣言した。続いて「私たちの戦いはファン・ ヒマンのためではない。私たちの戦いはキム・ジェチョルにより始まったので はない」と強調し「李明博政権が入った瞬間、李明博政権が言論掌握の野心を 示した瞬間、戦いは始まった」と全面ストライキ闘争の性格を定義した。また 「待ち、耐えた。警告し、耐えた。しかしその忍耐は臨界を越えた。われわれ は戦いから逃げない。MBCまでが死ねば民主主義が死ぬという国民の絶望を見て いられない」と、この闘争の意味を測った。イ本部長は「労組が死ねばMBCが死 ぬ。しかし私たちがこうして集まって戦った日、われわれはただ一度も負けた ことがない。月曜日に歴史が始まった。この瞬間われわれは歴史の主人だ」と、 この闘争の歴史的意味を強調した。「MBCの価値をしっかり守り、公営放送とし ての役割を果たそう。われわれは勝利する」と出征宣言をした。

[出処:言論労組]

言論労組のチェ・サンジェ委員長は支持演説で「去年の冬に知天命を越えた。 やっと空の意が少しわかるように思う。この場に集まったのが空の意だと同意 するか?」と問いかけ、組合員たちの大きな拍手を受けた。「MBC組合員たちが 孤独に朝つゆを歌うことがないように、冬に春を準備した。KBS、SBS、YTNの仲 間が、言論労組の仲間がこの場に集まれるようにしよう」と励まし、「この席 はMB政権崩壊の出発点になるだろう。民主主義の礎石をたてる場になるだろう」 と意味を付与した。

[出処:言論労組]

19の支部の支部長を代表し、清州MBCのパク・チャンミン支部長、蔚山MBCのキ ム・ヨンギ支部長、木浦MBCのイ・スニョン支部長が発言に出た。

パク・チャンミン支部長は「大きな家でジョイント蹴られて地域から清掃する のか」と叫び、キム・ジェチョルが社長になった後、MBCが破壊されているとし、 こんな人をMBCの首長にはむかえられないと強調した。キム・ヨンギ支部長は、 何年か前にキム・ジェチョルは蔚山社長で、その次がファン・ヒマンだったと し「申し訳ない。謝罪する」と頭を下げて組合員を笑わせた。「MBCを守ること、 MBC労組を守ること、自分自身を守ることは一つだ」とし「勝利の日まで戦おう」 と強調した。

イ・スニョン支部長は「歴史が一瞬退歩したように見えるかもれしないが長い 目で見れば歴史は進歩する」とし、歴史的脈絡でこの闘争を見ようと強調した。 続いて「キム・ジェチョルは地域で4年間も社長をした者なのに、この人は尋ね ることも問うこともせず地域統廃合をする」と告発し「地域で社長だった時C級 だった者がMBC社長にはなれない」と強調した。

[出処:言論労組]

ファン・ソンチョルMBC首席副本部長は「今日はキム・ジェチョルの法事の日だ。 この日を記念するために弔問の服装できた」と一座を笑わせた。「キム・ジェ チョルは生きていても生きた人間ではない。今この瞬間からキム・ジェチョル は故人・亡人だ」と宣言し、大きな拍手を受けた。ファン・ソンチョル首席は 資本と競争だけを強調するMB政権で、社会的弱者への配慮が消え、国民は 「MBCが希望だ。最後のキャンドルだ。最後の砦だ」と期待をしているとし、 「MBCのアイデンティティを守ろう。MBCの公共映像性を守ろう」と強調した。 また「MBCの力はネットワーク」とし、MBCの公共映像性・多様性は、地域性を 内包しているとし、地域民の意見を無視した一方的な統廃合は受け入れないと 話した。ファン首席副本部長は「私を守りたい。MBCを守りたい。皆さんと共に 守りたい」という言葉で演説を終えた。

この日の出征式はパク・ウンジ組合員の決議文朗読で終わった。(言論労組)

[出処:言論労組]

[出処:言論労組]

[出処:言論労組]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-04-19 01:57:24 / Last modified on 2010-04-19 01:57:26 Copyright: Default

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