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「慶州支部連帯ストは金属労組の精神」

[蔚山労働ニュース]ヴァレオ・マンド闘争勝利のための金属労組慶州支部組合員総会

チョ・ソンウン記者/ 2010年03月23日11時24分

3月12日、ヴァレオ電装システムズコリア(株)のカン・キボン代表は、金属労組 のパク・ユギ委員長との会合で労使の誠実な対話の約束をした。しかし3月13日〜 17日の対話期間中、一度の実務交渉がすべてであり、職場閉鎖への立場は全く 変わらなかった。本交渉の議論はまったく拒否した。表では誠実対話、裏では 弾圧に熱中するという批判が続出した。

ヴァレオ・マンド支会のチョン・ヨンジェ支会長は、3月16日に大邱地方労働庁 浦項支庁で調査を受けている間に警察に連行され、19日に法院は拘束令状を発 行し、チョン支会長を拘束した。

また16日午前には慶州警察署が金属労組慶州支部事務室を押収捜索してハン・ ヒョソプ金属労組慶州支部長とシン・シヨン主席副支部長への逮捕令状を取り 検挙に出た。

金属労組慶州支部が内部団結を作りあげ、また地域連帯ストの道に進むのか、 政府と会社の立体的な弾圧で守勢的局面に固着するのか、重大な岐路に置かれ ている中で、22日午後3時頃住公団運動場で「慶州ヴァレオ・マンド闘争勝利の ための金属労組慶州支部組合員総会」が開かれた。

この日の組合員総会では、地域連帯ストライキは正式案件に上げられなかった が、ハン・ヒョソプ金属労組慶州支部長はヴァレオ闘争に最後まで連帯するこ とを組合員に要求し、組合員たちは「闘争」で応えた。

闘争発言をしたパク・ユギ金属労組委員長は、慶州警察署でチョン・ヨンジェ 支会長と面会して来た話から話し始めた。「チョン・ヨンジェ支会長が『面目 ない。外で戦って、闘争の責任を取るべきなのに、先に捕まって申し訳ない』 という言葉を伝えてくれといった」とし、パク・ユギ委員長は「捕まっても申 し訳ない気がするほかはない、この地の労働者として生きていくのが悲しい。 私たちが信じられるのは私たちしかない。現代車全州工場で非正規職労働者18 人の解雇を防ぐために3500人の正規職組合員が毎週残業拒否闘争をしている。 非正規職支会も休日特別勤務拒否闘争をしている。これが労働者が行くべき道 で、労働組合が行くべき道だ。こうして進めなかったので労働運動がやられて いる。簡単に闘争をしないようにしよう。この20年間、弾圧の前で崩れる姿は なかった。内部のかく乱と分裂でこわれた。金属労組慶州支部の連帯ストは、 金属労組の精神を全国に示す。誰が勝つのか、頑張ろう。動員できるすべての 方法を動員し、ヴァレオ闘争を死守する」と決意を明らかにした。

この日の総会には3月17日に構成されたヴァレオ・マンド支会家族対策委のユ・ ウォンスク委員長が出て、今手配中の夫(慶州支部シン・シヨン主席副支部長) に送る手紙を読んだ。手紙を読む間、ずっと声はかすれ、組合員は目がしらを 赤くした。家族対策委は18日に浦項労働支庁抗議闘争に参加するなど本格活動 を始めた。

金属労組慶州支部の組合員は、総会決議文で「前の支部全面ストライキ闘争と 全国金属労働者大会で、ヴァレオ資本の約束を信じてしばらく闘いを止めて対 話に応じてきた。しかしそのたびにヴァレオ資本とカン・キボン社長は私たち を愚弄するように、瞬間の危機さえ乗り越せば対話をするという約束を簡単に 捨てるような態度を見せている」と糾弾した。

また「前の支部全面ストライキ闘争が職場閉鎖を撤回させ、ヴァレオ・マンド 組合員を現場に送りかえすには多少力が足りなかった」と評価し「今日の全組 合員総会で、金属労組慶州支部前組合員はヴァレオ・マンド闘争を慶州支部全 体の闘争と受けとめ、3300の組合員全員が全面ストライキをはじめとする総力 闘争戦線を少しも動揺せず死守する」と決意した。

ヴァレオの現場は事務管理職、日雇い、臨時職により、ラインが正常に稼動し ていると言う。金属労組慶州支部関係者は「地域を止め、現代車のラインが切 れれば突破口が開ける」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-04-04 09:43:59 / Last modified on 2010-04-04 09:44:01 Copyright: Default

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