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現代車牙山、非正規職17人に3億2千万ウォンの損害賠償を請求

元請の使用者性を全面否定...不法派遣を隠すのに汲汲

チョン・ジェウン記者 2010.12.17 09:21

現代車会社が非正規職のストライキにまた損害賠償を請求した。損害賠償の件、 告訴告発の件などは、今後の交渉議題になる予定で、事態解決のための労使間 交渉が無意味になる問題だ。

牙山工場会社側は社内下請支会幹部17人を対象に3億2千万ウォンの損害賠償を 請求し、12月13日、大田地方法院天安支院に訴状を提出した。また会社は事件 の宣告日まで年5分、完済日まで年20%の割合による遅延損害金を支払う義務が あると主張した。

会社は牙山工場社内下請支会(非正規職労組)が11月17日に全面ストを始め、 約250人の組合員が艤装部の工場に入り、代替人材を阻止するために闘争した ことを問題にした。会社は社内下請支会のストライキが『不法行為』とし、 『生産を妨害』したと明らかにした。

会社は生産の被害額に対する主張の他にも、元請の使用者性を全面的に否定し た。現代車が使用者だという下請労働者の主張は法的根拠がなく、交渉対象者 ではないと主張した。

事実上、2年以上働いた社内下請労働者は正規職と見なすという7月22日大法院 の判決、11月12日のソウル高等法院が『現代車牙山工場社内下請労働者7人の 現代自動車勤労者地位を再確認』したことすべて否定したわけだ。

特に大法院の判決に対して当事者であるチェ・ビョンスン氏の『破棄差し戻し という結果は確定していない判決であるだけでなく、その判決の効力は チェ・ビョンスンにだけ及ぶ』と一蹴した。

会社は大法院の判決から5か月たつ今もずっとこう主張してきた。非正規職問題 が重要な社会的課題になっているのに、グローバル4大企業の現代車は不法派遣を 隠すのに汲々としている姿だ。

これに先立ち会社側は、11月17日の全面ストにより、生産損失車両台数16台、 計3億990万ウォンの損害を賠償しろとし、社内下請支会の幹部に内容証明で 個別に請求した。支会は交渉にも出てこない現代車を糾弾し、集会で請求書を 焼いた。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-17 22:36:49 / Last modified on 2010-12-17 22:36:50 Copyright: Default

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