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現代車全州、非正規職組合員の工場出入を妨害

トラック工場の一部ライン生産稼動

チャムソリ編集チーム 2010.12.07 18:28

▲組合員がトラック第2工場に進入を試み、使用者側と散発的に衝突した。[出処:現代自動車全州非正規職支会]

[2信]使用者側が組合員の工場出入を阻止... 衝突続く

昼休みの前からトラック第2工場に集まっていた使用者側約700人が全州支会の 組合員が工場に出入りするのを阻止した。使用者側はトラック第2工場がストラ イキに入っても、中型トラックのマイティは稼動するとし、この日、マイティ は代替人材を投入して生産を続けた。

使用者側は2年以上の社内下請労働者は正規職と見なければならないとし、大法 院が破棄差し戻した高裁判決がまだ進行中なので、大法院の判決を無効と扇動 して結局組合員の出入を阻止した。

この過程で2時間30分ほど、休みなく体当たりが続いた。組合員は工場の外を回っ て進入を試み、管理者は移動する組合員を追いかけて組合員の出入りを阻止した。

会社側は外部から来た管理者が販売チーム職員だと主張したが、彼らが号令に 合わせて移動する姿に「販売用役を動員したのか」と組合員からひんしゅくを 買った。

4時15分現在、全州支会の組合員は整理集会をしている。5時から不法派遣巡回 闘争団(以下不法派遣闘争団)と共に全州工場前で集会が開かれる予定だ。不法 派遣闘争団は、現代自動車非正規職支会の組合員のうち、占拠に参加できない ストライキ組合員が主軸になり、12月5日に発足した。不法派遣闘争団は今日、 全州工場に留まった後、明日は牙山に移動する。

一方、昨日発生した主席副支会長拉致事件と、拉致を阻止する過程で発生した 事件に対して全州支会は黙認しないという立場を発表した。

全州支会は12月7日に争対委速報を出して「主席副支会長を拉致監禁した者に関 してはいかなる措置も取られなかった。その後、支会の拉致事件の通報を受け 付けた警察が支会に復帰した首席を調査し、支会はこれに強く対応する方針だ」 と明らかにした。

続いて「車両を阻止した非正規職は人に見えなかったのか、総務チーム保安次 長の『押してしまえ』と命令して車両を突進させ、組合員が負傷した。ボンネット の上に倒れた組合員は胸と腹部を強く打ち、痛みを訴えて入院して治療している」 とし告訴、告発するという立場を現わした。

▲トラック第2工場門をふさぐ管理者と、進入しようとする組合員たちが体当たりしている。[出処:現代自動車全州非正規職支会]

[1信]現代車全州、使用者側用役70人投入...顧客代表とだます

現代車全州工場管理者の全州非正規職支会(全州支会)弾圧の程度が次第に 高まっている。

全州支会が12月7日午前10時に部分ストに入ると共にバス工場の稼動が止まると、 管理者150人が10時40分に工場に入ってきた。これまで管理者の投入はトラック 工場だけに行われていたが、バス工場では初めて管理者が投入された。

[出処:チャムソリ]

また管理者のうち、70人ほどの正規職管理者でない人が投入された。用役と思 われる人々が工場に投入されたのも、この日が初めてだ。彼らに正規職組織2部 長をはじめとする常執幹部と組合員が身分確認を要求すると顧客代表できたと 説明し、確認を拒否した。彼らは生産が中断しており車両を利用するのに支障 をきたしているとし、生産再開を要求するために入ってきたと主張した。

繰り返し身分確認を要求すると、彼らは「全国から来た販売店組合員」と言葉 を変えた。彼らが外に出ようとし、組合員たちは社員証を提示して出て行くよ う要求して防いだが、彼らは無返答で一貫して工場の外に出て行った。

全州支会は今日の午後からトラック工場を占拠する計画だ。労働組合の関係者 によれば、会社側は今日午後12時からトラック工場の一部のラインで生産を再 開する予定だ。出た人々は11時30分現在トラック工場に移動して集まっている。 (記事提携=チャムソリ)

[出処:チャムソリ]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-08 09:20:05 / Last modified on 2010-12-08 09:20:06 Copyright: Default

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