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現代車、先座り込み解除-特別協議体を提案

非正規職「先座り込み解除はない」...既存の原則を再確認

キム・ヨンウク記者(合同取材チーム) 2010.12.07 16:51

現代車社側が23日間続いている蔚山第1工場の非正規職占拠座り込み事態につい て、現代車正規職労組(支部)に『先座り込み解除、特別協議体構成』を11月27日、 文書で提案した。

しかし蔚山非正規職労組(支会)はこの日の午後、争議対策委員会(争対委)を開 き、会社側の提案を議論したが全員一致で「先座り込み解除は受け入れない」 と再度確認した。これは、12月4-5日の第3次3主体会議で議論され、支会争対委 で決めた「交渉が開かれれば信義誠実の原則により第1工場座込場を除く第2、 第3工場のストライキの程度は調節可能」という立場も再度確認するものだ。

社側はこの日、文書で「会社は6日に支部が拡大運営委員会で『労使間対話窓口 を開くと同時に下請人員の占拠座り込みを解除する』という決定について、現 事態の早急な解決を望む直営組合員の願いと内外の世論を考慮し、支部の口頭 要請事項に大乗的に決断した」とし「これまで現事態を解決するために対話が 優先されるべきだということに労使間で共感した原則を実践し、会社は実質的 に問題を解決するために深みのある議論が進められることを期待する」と明ら かにした。

社側は続いて「支部でも6日に口頭で要請した通り、労使間の対話窓口の開設と 同時に下請人員の占拠座り込みを解除するという立場が守られるという前提の 下、12月7日15時蔚山工場本館1階アバンテルームで特別協議体開催日程を要請 する」と協調を求めた。

▲6日夜、断電状態で報告大会に報告するイ・サンス支会長

イ・サンス支会長、座込場外の会議に出ないことに決定

この日、支会争対委はまた今後は会社側との交渉以外はイ・サンス支会長が外 に出ない方案も暫定的に決めた。ただし争対委の決定以後、権永吉、チョ・ス ンス、ホン・ヨンピョ議員など、野五党の国会議員が懇談会のために労組を訪 問、懇談会のために争対委員の一部と共に午後4時10分頃、座込場の外に出た。

非正規職支会がこのように決定した背景には、6日の支部拡大運営委の過程で、 イ・ギョンフン支部長とイ・サンス支会長が『先座込解除に合意した』という 言葉が出回ったためだ。また支部が拡大運営委で先座り込み解除が公式化され る状況で、支会長が座込場外で会議をすると多様な座り込み解除の圧力が続き、 組合員にも確認できない内容が流れかねず、これを事前に遮断するということだ。

一方、現代車支部が組合員ストライキ賛否投票を8日に決めた状況で、現場組織 は総投票戦術をどうすべきか悩んでいるという。(蔚山=メディア忠清、蔚山労働 ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-08 09:19:23 / Last modified on 2010-12-08 09:19:24 Copyright: Default

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