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現代車正規職労組『交渉が開かれれば座り込みを解け』...『一方通知』

8日に組合員総会...非正規職支会は強く反発

チョン・ジェウン記者(合同取材チーム) 2010.12.06 21:59

現代車支部(正規職労組)は12月6日午後5時、支部事務室で拡大運営委員会(以下、 拡運委)を開き、非正規職支会(非正規職労組)ストライキに対し『正規職組合員 争議行為賛否投票(組合員総会)を8日に実施する。ただし、12月8日以前に交渉 の窓口が開かれれば、現代車支部は総会招集を延期して非正規職支会は座り込み を解除する』と決定し、非正規職支会に『一方的に通知』した。

現代車支部の関係者は「イ・ギョンフン支部長が非正規職支会と会社を同時に 圧迫し、対話の場に引き出して責任をとって解決するという意味」と説明した。

同日、会社は『4者協議』に金属労組が入ることを肯定的に検討するという文書 を現代車支部に送った。当初、会社は非正規職支会占拠座り込み解除を前提に 現代車使用者側、下請業者、現代車支部、非正規職支会で構成する『4者協議』 を提案していた。

[出処:現代車支部]

非正規職支会「一方的な通知で、事実関係も違う」

現代車支部の決定に非正規職支会は強く反発している。現代車支部が闘争の主 体である非正規職支会を無視して一方的に決定事項を通知し、事実関係も違う という。

非正規職支会の関係者は「現代車支部は、まるで非正規職支会が拡運委の結果 に同意したかのように事実を糊塗している。イ・ギョンフン支部長はイ・サン ス支会長の拡運委参加を妨害した。そして支部長は別に支会長を呼び、拡運委 の決定を通知し『私が非難されればいい』と話した後に出て行ってしまった」 と伝えた。

非正規職支会は正規職化に対する成果ある議論なく占拠座り込みを解除せず、 協力業者ではなく現代車元請と対話すると12月4日に決定した。牙山工場社内 下請支会(非正規職支会)のソン・ソンフン支会長は「非正規職蔚山、牙山、 全州3支会の立場は変わらない。4日の議論で確認した」と伝えた。

現代車支部の決定は、非正規職支会の立場と正面から反し、今後、支部と支会 の対立は不可避だ。

▲拡大運営委員会を開いている現代車支部[出処:現代車支部]

また現代車支部の拡運委の決定は、『5主体会議』の結果にも反する。4-5日に わたって進められた金属労組、現代車支部、非正規職牙山、蔚山、全州3支会の 『5主体会議』は、新しい案の導出に失敗した。現代車支部が『5主体会議』の 結果とは無関係に立場を決めたことも議論の対象だ。また、『5主体会議』では 非正規職支会が『交渉』を主張し、会社は『協議』と制限した。しかし現代車 支部拡運委の決定は『交渉』と『協議』をはっきりさせなかった。

また、現代車支部の8日の組合員総会決定は、労働者間の対立を起こす可能性が あり憂慮されている。労働界の一部では現代車支部が『組合員総会カードで、 非正規職支会の占拠座り込みを解除させようとしている』と提起されるほどだ。

現代車支部の決定は、現代車非正規職ストライキ勝利のためにゼネスト日程を 決めることにした10日の金属労組中央争議対策委員会(中央争対委)の前に行われ、 金属労組中央争対委の決定に変数になるという見方もある。

全州工場社内下請支会(非正規職労組)のカン・ソンヒ支会長は、現代車支部 拡運委の決定について「公式に通報を受けていない」と伝えた。

ソン・ソンフン支会長も「公式に通報を受けていない」とし「ストライキの主 体は非正規職支会だ。現代車支部は闘争の程度を決められない。いくら現代車 支部が非正規職の闘争を支持しても、一方的な通知は有り得ない」と反発した。

一方、『5主体会議』の主体で、産別労組の金属労組は、今回の現代車支部の立 場にどんな決定を下すのかの帰趨が注目される。金属労組関係者によれば労組 は6日の常執会議で、△8日、拡大幹部ストライキ、△10日、1次ゼネスト、△15日、 2次ゼネストを中央争議対策委員会に提案することに意見を集めた。

現代車支部拡大運営委員会は役員6人と各工場別の9事業部の代表、販売-南洋- 整備-牙山-全州-モービス6つの委員会代表が参加する。(蔚山=メディア忠清、 蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-07 03:51:47 / Last modified on 2010-12-07 03:51:49 Copyright: Default

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