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国際労働団体「現代車非正規職ストに国際連帯を組織する」

全米自動車労組、デトロイト市の現代車技術センターの前で集会

合同取材チーム 2010.12.05 17:33

国際労働団体が金属労組と共に12月3日午前11時、現代車蔚山工場の前で現代車 非正規職ストライキ闘争支持共同声明書を発表する記者会見を行った。

[出処:金属労組キム・サンミン]

共同声明書に参加した国際労働組織は、国際金属労連(IMF)、国際化学エネルギー 鉱山労連(ICEM)、全米自動車労組(UAW)、スロバキア金属労組(OZ KOVO)、オー ストラリア製造業労組(AMWU)、全米鉄鋼労組(USW)、ドイツ金属労組(IG Metall)だ。

このうち全米自動車労組(UAW)は、米国現地時間月曜の午後4時、デトロイト市 にある現代車技術センターの前で非正規職ストライキ支持集会を開き、ボブ・ キング(Bob King)委員長をはじめとする代表団が12月11日に訪韓する予定だ。

金属労組は、11月15日に始まった現代車社内下請労働者の蔚山第1工場占拠座り 込みとストライキに対する国際労働団体の支持および支援声明が続々と到着し ていると伝えた。11月24日、国際金属労連(IMF)とITUC(国際労総)アジア太平洋 組織一般理事会は、現代車非正規職支会の工場占拠ストライキを支持する決議文 を発表した。

[出処:金属労組キム・サンミン]

共同声明に参加する労働団体は「今回のストライキが現代車の『意図的挑発』 で触発された点に注目し、韓国の現代車社内下請労働者が行っている正規職化 のためのストライキ闘争を支持」すると明らかにした。また現代車が社内下請 労働者に加えている暴力と弾圧を中断して交渉に出ること、韓国政府が企業寄 りの労働行政措置を撤回し、労使に公正な仲裁者に出ることを要求し、労働者 の国際連帯のために各国でこの事態の意味と真実を積極的に広報することに同 意を集めた。

記者会見団は、「国際金属労連と現代起亜車国際労働ネットワークに参加する 各国の労組は現代車会社の挑発で始まった今回のストライキ闘争の状況に注目 し、今回の非正規職労働者のストライキ闘争と、不当な雇用慣行を正せという 要求に強い連帯と支持の意を示す。」として、△現代車会社側は下請業者の非 正規職労働者に対する暴力と弾圧を中断して団体交渉に直接出て来い、△韓国 政府は企業に偏向した行政を撤回し、労使間誠実な交渉が行われるように公正 な仲裁者として役割を果たせ、△国際金属労連と連帯する労組は今回の現代車 非正規職労働者の正規職化闘争を強力に支持して国際連帯次元で各国でさらに 広い連帯と支持を組織していくと明らかにした。(蔚山=メディア忠清、蔚山 労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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