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現代車非正規職、良才洞で座り込み開始

蔚山第2工場非正規職支会組合員「第1工場組合員の力になれてうれしい」

ペク・イルジャ(現場記者) 2010.12.05 17:28

また良才洞現代起亜車本社前での座り込みが始まった。12月4日、現代車蔚山工場 第2工場の解雇者たちは良才洞現代起亜車本社の斜向かいにスチロールを敷き、 ビニールを張った。当初、現代起亜車本社前で行う予定だったが、ドンヒオート の座込場があったハナロスーパーと道の反対側の歩道まで現代車がすべて 集会申告を出したためだ。

上京闘争から5日目だ。間接雇用撤廃11月30日朝の1人デモの時は、用役に暴行 され、記者会見の後には間接雇用撤廃共同行動代表団と共に組合員が連行された。

野宿座り込み突入の感想を聞くと、組合員のA氏は「私たちより苦しい第1工場 の仲間たちの力になることができてとてもうれしい。社員証を持って第1工場か ら出てこられるように、第2工場の解雇者もベストを尽くして闘う」と述べた。 組合員のB氏は「遠く、寒くて苦しいが、私たちの良才洞上京闘争で仲間たちの 大きな力になりたい」と述べた。上京した蔚山第2工場解雇者たちは、寒いこと よりも工場占拠闘争をしている第1工場の労働者に力を集中できるという事実に 明るい表情だった。

キャンドル文化祭の周辺は、警官と会社の管理職が取り巻いた。組合員のC氏は ひとりを指して「蔚山工場の生産管理2部の管理職だ。水曜日ハナロスーパーで 食事をした時からいたが、木曜に漢南洞五叉路での1人デモや、今日のソウル駅 の集会でも見た。第2工場解雇者たちをずっと付いて回る」と言った。記者が写 真を撮るためにカメラを向けると彼はこっそりとその場を離れた。

座り込み1日目のキャンドル文化祭が7時30分頃に始まった。金属労組のキム・ チャングン事務局長は、「この国の法律は、資本家だけに寛大で、労働者がす る全てのことを不法だという。連帯単位から見れば金属労組は不足かもしれな いが、励ましあいながら、現代車正規職を含む仲間がこの闘争に連帯しよう」 と述べた。

民主労総のノ・ウジョン副委員長は「私たちの力が弱くて勝てないのであって、 敵の力が強くて私たちが負けるのではない。民主労総を中心に正規職、非正規 職が広く団結して闘えば勝利できる」と述べた。

全国不安定労働撤廃連帯のキム・ヘジン代表は「この戦いが現代車非正規職だ けの戦いなら私たちがしていることは連帯だが、韓国すべての労働者の人生を 破壊する間接雇用を防ぐ戦いだから、私たち全員が闘争すべき私たちすべての 戦い」と話した。

国際連帯の足も続いた。社会進歩連帯のイム・ウォルサン氏(在米同胞)は、 「インド現代車労組で『韓国非正規職労働者の条件はインド非正規職労働者の ような条件だ。みなさんの闘争は私たちの闘争だ。みなさんの闘争は韓国非正 規職労働者の闘争だけでなく、韓国のすべての労働者、世界のすべての労働者 の闘争だ。』という連帯のメッセージがあった。現代車非正規職闘争を国際的 に伝える。頑張って最後まで闘うと伝える」と述べた。

全日本建設運輸連帯労組のパク・スンファ氏(在日同胞)は「火曜、MBC PD手帳 に現代車非正規職が出てきたのを見て、以前、日本の自動車工場で派遣労働者 として働きながら労組を作ったある先輩のことを思い出した。その先輩はがん ばったが、共にする人々が少なく、労組がなくなった。現代車非正規職闘争に 多くの人々が連帯して、ぜひ勝ってほしい」とした。

GM大宇差非正規職座込場に行ったドンヒオート組合員を代表して参加したシム・ イノ氏は、「ドンヒオートは会社がないという理由で法的に攻撃し、すべてが 現場から追い出されたが、闘争して勝った。現代車の仲間たちは法院の判決が あり、工場を止めている。ドンヒオートより勝てる条件のある戦いだ」と述べた。

社労委ソウル地域委のキム・ジェグァン代表は「現代車が第1工場の非正規職が 工場を占拠した20余日間で数百億の損失を受けたという。何とバカな話か。そ の工場の労働者が20日ほど働けば数百億を稼ぐことができたのに、金がないか ら正規職化できないという使用者側の話が嘘だということを自ら証明している」 と会社を批判した。

進歩新党のキム・ウンジュ副代表は「現代車非正規職闘争に連帯する非正規労 働者が力を得て、その闘争が野火のように広がり、さらに多くで労組を結成す るまで一緒にしよう。進歩新党も熱心にする」と意志を明らかにした。

文化祭の最後は現代車非正規労働者たちの決意発言だった。彼らはすべての非 正規職の正規職化闘争が勝利するまで占拠座り込みを解かないと、連帯闘争に 感謝の挨拶を伝えた。

一方、12月1日に水原駅で間接雇用撤廃、現代車非正規職闘争勝利のためのキャ ンドル文化祭を開いた水原キャンドルと民主労総京畿本部、金属労組京畿支部、 京畿社労委など15の京畿地域労働市民社会団体は、京畿地域でも連帯するとい う決意と共に集めた闘争基金を渡した。また進歩新党のある党員がカルビを準備 してきて、座り込み初日は豪勢な打ち上げが続いた。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-06 08:22:47 / Last modified on 2010-12-06 08:22:56 Copyright: Default

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