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現代車非正規職、「低質な歪曲扇動をやめろ」と要求

労組『シンナーは機械や工具油を拭く用途』...現代車使用者側『殺傷武器』

合同取材チーム 2010.12.01 19:59

現代車使用者側のシンナー、武器、外部勢力の主張に対して、現代車非正規職 支会が『超一流企業現代自動車は低質な歪曲扇動を中断して交渉に出てこい』 と反論した。

12月1日、カン・ホドン副社長は社内放送で「特に座込場内で、シンナーなどの 引火物質が発見され、たいまつ、鉄槍のような殺傷武器まで発見されており、 生産施設を壊して各種の武器まで作るなど、修羅場になっているということは とんでもない」と主張した。

また会社は11月30日に発行した広報物で「座込場では多量のシンナーなどの 引火性物質が続いて発見されるなど、過激な闘争を計画している」と主張し、 『外部勢力介入』と関連させた。これについて会社は『一部の言論』だけに 文書を送り、「外部勢力が搬入したと推定されるシンナーと石油などを利用し、 社内下請労組が極端な選択をすると致命的な事態になりかねない」と指摘した。

▲シンナーを保管していた所、支会が保全班を通じて送った[出処:非正規職支会]

しかし非正規職支会の主張は違う。支会によれば座り込み初期に第1工場正規職 代議員の李某氏と工場の中にシンナーがあることを発見して、二缶を座込場の外 に出した。その後、組合員が座り込みをしているCTS工程の11班CTS-03工程で またシンナー二缶を確認し、第1工場保全1部の代議員を通じてに外に送った。 支会は「このシンナーはクリック3ドア車種(TB)のリアウィンドウ取り付け面に プリマー(化学薬品の一種)を塗る用途で使うもの」と説明した。

▲矢印表示されたところがシンナー塗る所[出処:非正規職支会]

その後、現代車支部(正規職労組)が座込場の安全点検をしようと提案して、 11月28日に安全保健を担当する副支部長などの常執幹部と座込場を確認して、 1/3ほど残っているシンナーを発見し、これを送りだしたと伝えた。

29日の第2次安全点検で小さい缶に入ったシンナーが発見され、支会は「当時、 現代車支部労働安全保健室と共に来た保全1部(工場施設の維持保守業務)職員は 『このシンナーは機械と工具の油を拭き取る用途』と話した。この日CTS工程に は塗装作業などのために持ち込まれたと見られる少数のペイントがあったが、 支会はその存在を知らず、別途に管理していなかった。『たいまつ』と呼ばれ たものは棒の先に布を巻いて作られたもので、窓を開いた時、固定する道具と して使っていたもので、二本しかなかった。資材テーブル(ダイ)で作った槍は 初めて見る物で、作ったことがない」と反論した。

非正規職支会はむしろ『必要なら正規職と非正規職共同で安全点検を実施する 意向』があると提案し「もし私たちがシンナーを使おうとしたとすれば、あら かじめ隠しておいただろう。私たち自身が正規職代議員と保全班を通して、多 量のシンナーを送らなかっただろう。また私たちがシンナーを利用したり武器 を製作しようとしたとすれば、29〜30日に現代車支部の労働安全保健室に安全 点検を認めなかっただろう」と伝えた。

最後に支会は「カン・ホドン副社長が『殺傷武器まで発見されており生産施設 を壊し、各種の武器まで作るなど修羅場になっているというのはとんでもない』 という主張は、事実を完全に歪曲して非正規職組合員の名誉を深刻に傷つける 発言で、それに対して明白な法的責任を負わなければならない」と、明らかな 脅迫だと述べた。

一部の報道機関の報道についても「歪曲された主張にはすべて言論仲裁委員会 に提訴して、歪曲報道による名誉毀損容疑で告訴告発する」と明らかにした。 (蔚山=メディア忠清、蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-02 00:19:50 / Last modified on 2010-12-02 00:19:51 Copyright: Default

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