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現代車非正規職、占拠ストライキの立場を表明

「先交渉、合意に成果あれば座り込み解除を検討」

合同取材チーム 2010.11.28 16:29

現代自動車非正規職労働者のストライキと占拠座り込み14日をむかえた11月28日 午後1時、非正規職支会は座込場の入口で記者会見を行い、会社側に新しく投げた 交渉議題を発表し、今後の占拠ストライキについての立場を明らかにした。 非正規職支会は、最大の関心事である座り込み解除について「会社の前向きな 提案が出るまで解除しない」と釘をさした。会社が要求する先座込解除はすでに 05-06年に裏切られた経験があるため、先協議案を要求したのだ。

非正規職支会はこの日の記者会見で、「11月27日未明、金属労組、現代車支部、 現代車蔚山、牙山、全州非正規職支会の5者が会議した結果による特別交渉に ついて、全組合員討論を経て、争議対策委員会で最終的に立場をまとめた」とし 「私たちは、金属労組、現代車支部、非正規職3支会からなる特別交渉団を構成し、 現代自動車に交渉を要求することにした」と明らかにした。

支会は続いて「現代自動車との不法派遣正規職化交渉を開く過程として今回の 特別交渉に参加することにし、『正規職化に対する成果ある合意なく座り込み を中断しない』というのが私たちの明確な立場」と強調した。不法派遣正規職 化のための闘争の過程で発生した告訴告発、損害賠償、雇用保障、指導部の 身辺保障も必要だが、不法派遣交渉の対策を議論しながら『正規職化に対する 成果ある合意』が一番先に議論されなければならないということだ。

支会は「私たちは現代自動車会社が八項目の要求について前向きに検討して、 正規職化を前提とする組合員が同意できる正規職化案を提示すれば、座り込み の中断を検討できるる」とし「正規職化について何も言及なく形式的な対話 程度で組合員と国民を欺けば、われわれは第2工場をはじめ、ストライキ闘争 をさらに強めていく」と強く話した。

イ・サンス非正規職支会長は「組合員は05-06年に会社が非正規職にした事を知っ ている。当時、対話を前提に一時ストライキを中断し、座り込みを解いたが、 その後、会社がナイフを突きつけた。指導部を拘束し告訴告発は撤回しなかっ た。組合員を懲戒して労組を粉砕した。会社を信じられないのは、会社の誤り だ」と先座込解除が出来ない理由を明らかにした。

会社が交渉に出てくるのかどうかについてイ・サンス支会長は「支会は交渉を 解くために会社と多様な協議をしてきた。会社が交渉を拒否し続ければ(正規職) 支部も強くその役割を果たすだろう」と期待を述べた。金属労組のパク・ジョンギュ 交渉局長は「当初、八つの要求があった。しかしその立場を主張する。 3主体が5者会議でまた要求案を作り、対話の出口を開こうと努力した。ひとまず 組合員を説得して、5者合意をした。使用者側にも対話の名分を十分に与えた」と 明らかにした。

この日、非正規職支会は記者会見文で「現代車支部のイ・ギョンフン支部長同志 と幹部は、会社の弾圧と封鎖を突破して食物を搬入、提供している」として 「多くの正規職の仲間たちが私たちを訪ねてきて、連帯を約束し、共に闘うと 約束しており、会社の管理者の侵奪に対抗して『人間の盾』になって、非正規職 の仲間たちを守ってくれた」と正規職に感謝の言葉を伝えた。 (蔚山=メディア忠清、蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-28 23:41:40 / Last modified on 2010-11-28 23:41:42 Copyright: Default

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