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金属活動家の会「ゼネストの組織だけが金属労組が生きる道」

「組合員総会をするというのは座り込みを解いて出てこいということ」

合同取材チーム 2010.11.28 09:45

金属活動家の会は11月27日に声明を発表して、22日の金属労組代議員大会で 決めたゼネストの組織化にまい進することだけが金属労組が生きる道だと 明らかにした。

金属活動家の会は「現代車非正規職闘争は、現代車だけの闘争や非正規職労働 者だけの闘争でなく、金属労組全体の闘争であり、2010年の韓国社会の矛盾を 大衆的に鮮明に現わす」とし「もし現代車非正規職闘争が崩れれば、金属労組 の未来は曖昧になり、民主労組運動の前進に濃い暗雲が立ちこめる終結点にな るだろう」と指摘した。

続いて「こうした中、現代車支部は組合員総会をするという意見を表明し、金 属労組も現代車支部が総会をする場合、金属労組全体の組合員総会をしなけれ ばならないという敗北的な声が上がっている」とし「22日の代議員大会決定は、 『12月初め』に1次ゼネスト闘争を展開するが、その具体的時期だけを中央の争 対委で決めろということであって、決して総会をしろと決めたのではない」と 明言した。

金属活動家の会は「もし中央争対委自らが代議員大会の決定を破る行為をすれ ば、まず指導部が組織的決定に違反する、つまり反組織的な行為であると肝に 銘じろ」とし「2007年のFTAゼネストを代議員大会が決意し、その当時指導部が 組合員総会を開くべきだという方針を提出して組織の混乱を招いた経験を十分 に噛み締める必要がある」と明らかにした。

また「組合員総会を推進しようとすることは、自ら現場を言い訳として闘争を 回避しようと思うことだと現場の組合員は判断する」とし「戦うべき時に戦え なければ、金属労組への信頼は地に落ちるということをもう一度肝に銘じる必 要がある」と強調した。

また「組合員総会を推進するということは、寒さに震えながら闘っている第1工 場の座り込み隊伍に、闘争は支援できないから座り込みを解いて出てこいとい うことと変わりないということも肝に銘じる必要がある」と付け加えた。

金属活動家の会は「こんな時ほど、組合員を信じて決議の通りにゼネストの組 織化にまい進することだけが、危機に処した金属労組が生きる道であり、指導 部への現場の信頼を回復する近道」とし「それだけが現代車不法派遣闘争で 資本の懐柔と分裂攻勢を克服し、勝利する道」と繰り返し強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-28 23:13:15 / Last modified on 2010-11-28 23:13:17 Copyright: Default

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