韓国:現代車非正規職ストライキ3主体・意見調整に長時間 | |||||||
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現代車非正規職ストライキ3主体・意見調整に長時間争点『正規職化の成果ある合意なく座り込みを中断しない』
合同取材チーム 2010.11.27 16:24
11月26日午後1時から始まり長時間続いた2次『現代車非正規職ストライキ関連 3主体』の会議が一度中断した後、27日午前1時50分から5時20分まで現代車支部 の事務室で続けられた。 これに先立ち26日の午後4時10分頃、会議を中断して金属労組のパク・ユギ委員長 が占拠座込場に上り、組合員と懇談会をした。 支会は27日未明、第2次3主体会議に参加する前に争議対策委員会(争対委)の会議 で『正規職化に対する成果ある合意なく座り込みを中断しない』という前提を 入れた。また『特別交渉団の参加は、金属労組、現代車支部、現代車非正規職3支会』 とした。こうした合意に基づいて非正規職支会のイ・サンス支会長は、現代車 支部の常務執行委員の護衛を受けて、3主体会議場に向かった。 また、支会は今回の交渉の3大原則を、名分ある合意、正規職との連帯、社会的 世論拡張に決め、特に正規職との連帯が今回の闘争の過程で非常に主要な議題 であることを確認し、3主体合意に最善を尽くす方針を定めた。 特に支会争対委は前提となる『意味のある成果』の部分を争対委全員一致で決めた。 しかし支会の案をめぐり、3主体は27日未明にかなりの激論を展開したという。 最終案からは前提とする『意味のある成果』の部分が抜けた。その結果、交渉 の開催に関して、△現代自動車(株)に特別交渉の開催と窓口を要求する、△特 別交渉団を構成する(交渉団は金属労組、現代車支部、3支会で構成する)とし、 交渉議題に関しては、△座込場の非正規職告訴告発、損害賠償、治療費などを 解決する、△座込者の雇用を保障する(蔚山、全州、牙山)、△非正規職支会の 指導部に社内での身辺を保障する、△不法派遣交渉に対する対策を要求する、 に意見を集約した。 ▲第1工場座込場で3主体2次議論案の説明を聞く座り込み組合員. これに基づいて、支会は組合員と討論し、要求を決めるために第2次3主体の 議論案をめぐって長時間議論した。非正規職支会は各事業部の組合員たちに 第2次3主体合意案の内容を説明し、争対委の中でも意見の差があることを知らせた。 争対委内の意見の差は、ひとまず第2次3主体合意案を受け入れ、交渉に参加し ようという側と、こうした状態で交渉に参加しても何の保障も受けられず、 ストライキの座り込みが弱まるだけという側に分かれたという。 イ・サンス非正規職支会長は「3主体議論案により交渉をしてみるが、不法派遣 の正規職化について成果ある合意がなければ絶対に座り込みを解除しない」と 争対委員に立場を述べたという。 各事業部ごとの代表者の説明を聞いた組合員たちは、代表者との質問応答時間 にさまざまな意見を出した。ある組合員は「ひとまず支会長を信じる。一人で 座り込みを解除するという決定はしないだろう。交渉に参加して正規職と連帯 を続けていかなければならない」という意見を出した。他の組合員は「こうし た交渉手続きが3〜4日目にあればともかく、13日も座り込みして、だめならそ のまま頑張って引っ張られて行くほうが、まだましだ。家に帰って何と言うの か」と無条件に座り込みを続けることを主張した。また他の組合員は「争対委 がどんな決定をしても、争対委を信じてついて行く」とし、争対委が決定しろ と述べた。 他の組合員は「この交渉は正規職化交渉ではない。ただ免職や損賠交渉だ。要 求が不法派遣交渉の対策を要求するということは、不法派遣交渉の日程を決め ること以外はだめだ。要求案が発送されればまた正規職化交渉を開くのは難し い」と反対の意思を述べた。 争対委はひとまず各事業部別の説明会と質疑応答時間の後、また各事業部組別 に分科討議を開き、また意見を集約して3時に争対委会議を開き、最終的に決定 する予定だ。争対委の決定があれば3主体3次会議が予想される。(蔚山=メディア 忠清、蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-11-28 14:58:20 / Last modified on 2010-11-28 14:58:21 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |