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現代車正規職も『体』で連帯する

代替人材の投入を防ぎ座込み場を援護、共に殴打されることも

合同取材チーム 2010.11.17 14:01

蔚山現代車非正規職工場の占拠座り込みが3日目になり、正規職組合員の関心と 激励も高まっている。11月17日の午前までは、現代車正規職支部の具体的な方 針がなかったが、各工場の事業部代表などを中心に連帯が盛んになっている。

特に、一番早く占拠座り込みに突入した第1工場では、15日に第1工場の正規職 事業部代議員会が代替人材投入に対する緊急決定を下した。第1工場代議員会は 「非正規職ストライキ代替人材投入に対し、正規職組合員と管理者投入に断固 対処して、非正規職闘争を援護支持する」と決定、第1工場のあちこちに小字報 を貼り出した。この決定で第1工場は初期に代替人材投入を防ぎ、正規職の支持 の意志を示して非正規職の占拠座り込みを安定させる要因になった。

▲物品を渡す第1、5工場の正規職組合員[出処:チョン・ピロン現場記者]

また、各工場別に非正規職と連帯する正規職代議員が工場占拠座り込みに共に して、使用者側警備から殴打されながらも非正規職を援護する姿も眼に触れる。 第1工場の正規職代議員と現場委員は、15日の夜から夜昼交代で座込み場の入口を 守っている。

正規職たちはまた、社側との関係の整理だけでなく、食糧と各種物品で連帯を 続けている。まず15日、特別な準備をせずに工場の占拠座り込みに突入した非 正規職支会に現代車正規職支部はまず、のりまきとラーメン等の各種物品を渡 した。特に各工場事業部の代議員と現場委員を中心に、正規職組合員の支持と 声援が集まっているのも、これまでの不法派遣闘争とは違う雰囲気だ。

蔚山社内下請のノ・ドグ主席副支会長は「これまで正規職の仲間たちはお前ら が先にやれば私たちがやるといったが、今回は非正規職がまず闘争を作り、各 工場の事業部が出始めた」とし「現代車支部と各工場事業部が物品を送ってく れ、現場組織と隊員が闘争基金も送っている」と伝えた。ノ・ドグ主席副支会 長は「各工場別に私たちを支持し援護する代議員はまだ少ないが、初日に負傷 者が出て、15日の時点で各事業部の代議員が連帯し、さらに元気付けられて、 非正規職たちも負傷もいとわず戦っている」と述べた。

第1工場のイ・ギョンホ正規職現場委員は「手袋や食糧、物品などが必要なら、 現場組織委員会が組合員から調達している。間食を集めるために正規職組合員 を回ると心情的な連帯と関心も多い。正規職非正規職共同報告大会などで正規 職の関心と支持を一層高めて行ける」と述べた。彼は「第1工場の正規職組合員 の反応は、心情的にうまくいくよう望む気持ちが強い。持続的な関心と連帯を していれば、ある瞬間に共にできる」と説明した。

16日には各事業部の代議員を通じ、物品伝達が続いた。17日の正午には第1工場 と第5工場事業部代表と代議員、現場委員50人余りがのりまきとラーメン、水な どを持って第1工場占拠現場を訪ねた。

第5工場事業部のクォン・ヒョンムン代表は「この闘争を私たちが力付けるべき だが、現実の限界を了解してほしい。持ってきた物品を気持ちと思って受け取っ てほしい。今不法派遣闘争は始まりだ。最後まで共に闘争して連帯する」と話した。

第1工場事業部委員会のペク・キホン代表も、「現代車支部の運営委員で、第1 工場の責任を持つ事業部代表として、この闘争に勝てるように私が持つすべて を賭けて最善を尽くす。労働者の良心と真心をかけて連帯する」とし「支部の 執行部の役割は大きい。支部執行部を説得して必ず不法派遣闘争を組織するよ う約束する」と明らかにした。

一方、非正規職支会は17日午前に争議対策委を開き、現代車支部に公式の要請 事項を決めた。支会は、△代替人材の阻止、△物品の支援(食糧、医療、通信)、 △用役警備の追放、△警察兵力の立入禁止、△座込み場が侵奪された時、支部 ストライキ、△リレー座り込み参加の要請事項をまとめた。現代車支部は17日 午後2時に拡大運営委を開き、ここで支会要請案を議論する計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-18 03:02:36 / Last modified on 2010-11-18 03:02:44 Copyright: Default

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