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不法派遣現代車...抗議書簡渡して体当たり

[労働解放先鋒隊]現代車、ヴァレオ空調コリアからドンヒオートへ

ペク・イルジャ(現場記者) 2010.11.05 08:45

労働解放先鋒隊の四日目は、現代車全州工場から始まった。11月4日朝7時から 『不法派遣正規職化・現代車全州工場出退勤集会』を先鋒隊と現代車全州工場 正規職、非正規職など200人を越える人員が参加した。宣伝ビラをしっかり手に 握って行く労働者たちの助けで闘争への高い関心を感じられた。

先鋒隊員で、現代車蔚山工場非正規職であるウ・サンス氏は「非正規職が直接 闘争の主体にならなければいけない。非正規職幹部がまず決意を高めれば実際 にラインを止める闘争ができる。そうすれば私たちが正規職化を争奪できる」 と述べた。全州工場のカン・ソンヒ非正規支会長は「確実な勝利のためにより 大きな勢力を作っていこう。われわれは少しも動揺せず進む」と闘争の意志を 明らかにした。

工場廃業を撤回しろ

先鋒隊の忠清道初日の日程は、ヴァレオ空調コリアの集会だった。フランスの ヴァレオグループから全員解雇された労働者たちは『一方的な工場廃業撤回と 工場正常化、全員解雇された労働者の生存権保障、ヴァレオグループとの直接 交渉』を要求し、2009年から闘争中だ。労働戦線のキム・テヨン執行委員長は 「昨年の先鋒隊巡回闘争の時に闘いを始めたヴァレオの仲間たちが、まだ闘争 しているのが残念だ。G20の時にフランスのサルコジがくれば追いかけて闘おう」 と提案した。

温陽温泉駅宣伝戦

先鋒隊は、1時30分から温陽温泉駅前で『G20反対、間接雇用撤廃宣伝戦』を行っ た。ちょうど市の日で、多くの市民と会うことができた。市民は配られたビラ を几帳面に読んでいた。

現代車クミャン物流廃業糾弾・金属忠南支部決意大会

3時からは現代車のクミャン物流廃業糾弾・金属忠南支部決意大会に参加した。 現代資本はセクハラを受け続けてきた非正規職女性労働者を解雇したばかりか、 女性労働者がいた業者を廃業して、2回も被害者に暴力を行使した。2010年、 韓国で暮す女性非正規職の姿だ。

被害者代理人のクォン・スジョン氏は「被害者は今、私の問題が私ひとりの問 題ではなく、放棄することはできないとし、闘争の決意を明らかにしている」 と伝えた。現代車牙山のソン・ソンフン支会長は「毎日の弾圧でも足りず、活 動家たちが懲戒されている。かなりやられているが、むしろ集会に参加する組 合員は増えている。11月末から12月初めに牙山工場を止め、非正規職のない工 場にする」と述べた。集会中に抗議書簡を渡そうとしたが、用役警備と管理職 が妨害したため、正門前で集会参席者との小競合になった。結局、牙山工場の 担当者が出てきて抗議書簡を受け取った。

労組機関名の掲示式をする日までさらに熱く闘います

午後7時30分から瑞山市庁前では忠南労働者決意大会が開かれた。前日、良才洞 で闘争勝利報告大会を開いたドンヒオート労働者の勝利を祝う場でもあった。

ドンヒオートのイ・ベギュン支会長は「用役に弾圧されるたびにしたことは、 頑張ることしかなかった。そのうちに多くの仲間たちが関心を持って連帯し始 めた。今回の勝利は多くの仲間たちとの連帯によるもの」とした。チェ・ジニ ル事務長は「瑞山で連帯してくれた仲間たち感謝する。今回の合意で勝って戻 るという約束は守った。現場に戻り、労組機関名の掲示式で祭りをする日まで 力強く闘争する」とした。

「野宿座り込みの達人」と紹介された労働戦線のチョ・フェジュ代表は、「ド ンヒオート労働者の闘争は、座って作った成果ではなく、苦しい闘争だった。 タマゴで岩を砕くような闘争だった。数万個のタマゴで、いくつかの布を破れ ば、岩を砕ける。この闘争の成果を全国の闘争事業場に分けてあげたい。労働 者大会、G20まで力強く闘争しよう」とした。

先鋒隊は現代自動車牙山工場労働組合文化館で、忠南地域の労働者と二次会を 開いて、四日目を終えた。(記事提携=メディア忠清)

労働解放先鋒隊で会った人

金属労組大田忠北支部テハンイヨン支会ユ・ジフン事務長

先鋒隊に参加したのは?

支会長から労働解放先鋒隊のことを聞いた、良い経験だと推薦した。以前に労 組で代議員や労組幹部活動をしていた。今は初めて専従役員活動をしているが、 足りない部分もあり、経験を得たかった。ニュースで聞いていた闘争に地域を 越えて直接参加したかった。以後の活動にも良い経験になりそうだ。

今日一番印象的な闘争は?

みんな印象的だが、特に瑞山市庁での夜の文化祭が一番印象的だった。ドンヒ オート支会長の経過報告が。支会長の笑う姿にこれまでの闘争を伺うことがで き、苦しい闘争も見ることができ、結果も良くて、とても印象に残った。正規 職はもっと非正規職問題に関心を持って連帯しなければならない。

釜山労働戦線会員ミンジュン氏

どんな契機に先鋒隊日程を決意したか?

労働解放先鋒隊を決意した時期は昨年、労働解放先鋒隊が釜山にきた11月だ。 キャンドルネチズンが活動して、地域の問題に関心を持ち始めた。セントム病 院で4-50代の介護人女性労働者たち12人が闘争をしているが、大きな政党や女 性会のような大きな市民団体、民主労総も、あまり関心を傾けなかった。とて も難しい時期だったが、先鋒隊がきて、大きな力になった。先鋒隊の日程を聞 くと、先鋒隊員は釜山だけでなく全国を回って闘争しているという。そして連 帯する単位のほとんどが非正規職、解雇者、女性労働者の闘争だった。それで 労働戦線に加入し、共に学習して実践しながら先鋒隊を決意した。釜山労働戦 線の会員は組合活動も熱心にして、4大河川闘争や竜山闘争などにも熱心だ。先 鋒隊の全日程と、G20闘争にも参加したい。

今日一番印象的な闘争は?

現代車全州工場と牙山工場の異なる雰囲気が記憶に残る。全州では不法派遣撤 廃闘争に正規職組合員がずっと多く出た。牙山は全州工場と違い、つらかった。

これからの先鋒隊の日程で期待している所は?

明日の双竜車で発言する。昨年8月初めに双竜車平沢工場前で3日間いたが、31 年間で経験したことより多い。少しでも双竜車労働者たちと連帯したいという 意味が大きい。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-05 23:35:29 / Last modified on 2010-11-05 23:37:14 Copyright: Default

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