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KEC労使交渉、懲戒・損害賠償最小化が重要争点

パク・ユギ委員長、「懲戒などの社側の態度の変化がカギに」

キム・ヨンウク記者 2010.11.04 14:17

KECの労使交渉が誠実交渉を約束した工場占拠解除の局面でも、11月4日午前ま で重要争点を狭められずにいる。通常の賃金団体交渉でKECの労使対立が火薬庫 になったのは、会社側が事実上の労組破壊を念頭に置いているという情況があ るからだ。11月3日に野五党の仲裁で開かれた労使の初の本交渉でも、賃金交渉 や団体交渉には大きな意見の違いはなかったという。問題は結局、労組の核心 執行部への懲戒解雇問題だ。労組の核心幹部たちへの懲戒、解雇、損害賠償の 問題は、労組を植物化する有力な手段だ。

KEC労組側は、すでにタイムオフ問題は譲歩しており、賃金も会社の事情を考慮 して基本給の凍結を受け入れた。労使は団体協約でもほとんど意見は接近して いるという。しかし労使が工場占拠を解除し、最小化に合意した告訴・告発、 仮差押さえ、人事、懲戒、解雇問題が重要争点に残されている。

労使は3日の午後4時に工場占拠を解除して、△占拠座り込みの解除後直ちに本 交渉開催、△労使間で要請があれば直ちに交渉を再開、△懲戒、損害賠償、告 訴告発の最小化の交渉原則に合意した。しかしまさに最初の本交渉で社側が懲 戒、損害賠償、告訴告発の最小化について別の意味を出しているという。社側 はまた3日の交渉でキム・ジュニル支部長焼身事態の謝罪も拒否した。

金属労組のパク・ユギ委員長は、11月4日の本交渉の状況について「3日の交渉 では、交渉の原則と方法程度しか議論しなかった。告訴告発、仮差押さえ、人 事、懲戒解雇の問題で交渉したが、社側の態度が変わるかどうかがカギ」とし 「11日の全面ストライキは予定通りに行われる。今回の交渉の約束は野五党も 参加する社会的な合意の性格で、交渉が進まなければ野党圏との協調に導く」 と述べた。KEC労使は4日午前も交渉を続けている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-05 09:07:36 / Last modified on 2010-11-05 09:07:39 Copyright: Default

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