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「非正規職が闘争の主体に」

金属労組、現代起亜車本社前『非正規労働者大会』事前大会

ユン・ジヨン記者 2010.10.30 20:11

10月30日午後3時、良才洞の現代起亜車本社前には、金属労組の現代自動車蔚山 工場非正規職支会をはじめ、金属労組に所属する非正規職組合員と連帯団体の 会員約1500人が集まった。

彼らは現代起亜車本社前で『全国非正規職労働者大会』の事前大会を開き、現 代起亜車をはじめとする巨大資本の不法派遣などの非正規職問題の解決を要求 した。この席で金属労組のパク・ユギ委員長は、「4年目の正規職労働者と、4 年目の非正規労働者の賃金の差は1380万ウォン」とし「現代の2009年純利益は 2兆9700億ウォンだが、現代車にいる1万人の非正規職を正規職化するには1年に 1380億しかかからない」と指摘した。

続いてパク委員長は、現代資本との粘り強い闘争を続けているドンヒオートを はじめ、女性非正規組合員を中心とする闘争現場であるキリュン電子とKECなど に言及し、非正規職闘争が労働運動の先頭に立ったことを知らせた。彼は「今、 現代資本との闘いの主体は、正規職組合員から非正規組合員へと変っている」 と声を高めた。

10月27日、現代車支部の常執が、全国非正規職大会に参加する正規職には身分 保障ができないとし、問題になったことがある。

続いて100日以上、鄭夢九会長との直接交渉を要求して良才洞の現代起亜車本社 前で野宿座り込みをしているドンヒオート社内下請支会のイ・ベギュン支会長 は、「本当に社長鄭夢九に会おうと7月12日にここに来て以来、その代価として われわれは放水と砂をかぶり、悪口を聞いた」とし「だが私たちの力で弱々し い非正規職人生を終わらせ、人間らしく暮すために闘い抜く」と明らかにした。

またこの席で現代車非正規職支会のイ・サンス支会長と牙山工場社内下請支会 のソン・ソンフン支会長は、非正規職の正規職化を要求して削髪式をした。彼 らは「7月22日の大法院の不法派遣判決があっても、現代資本はこれを受け入れ ない」とし、今後の強固な闘争を決意した。

一方、大会の後、彼らは鄭夢九会長に面談要請と抗議書簡を渡すために本社に 入ろうとした。そのために5時頃、本社前では組合員と用役職員の体当たりが続 き、その後、戦闘警察が投入されて、彼らを阻止した。この過程で組合員は 「大法院の判決も無視する法律違反者があの中にいるのに、警察は彼らを保護 するのか」とし「警察が保護すべきはまさに非正規職労働者」と叫んだ。

一時、使用者側は書簡を受け取る意思を示したが、翻意したため労組側は戻る ほかはなかった。参加者たちは午後5時頃に集会を終え、ソウル市庁で開かれる 『全国非正規労働者大会』本大会に参加し、闘争を続ける。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-10-31 22:35:33 / Last modified on 2010-11-02 20:19:55 Copyright: Default

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