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鉄道公社、断電・断水を試みて労使摩擦

鉄道労組大田本部「公社が各現場の構造調整を強行」

チョン・ジェウン記者 2010.09.05 19:54

鉄道労組大田地方本部によれば9月3日午後2時頃、労組事務室近くの配電、計器 に管理者12人ほどが集まり、断電・断水を試み、労組幹部と30分ほど間小競合 になり、結局使用者側管理者たちは帰った。

大田地方本部は来週月曜からまた断電・断水をめぐり労使間の摩擦が予想され ると伝えた。

[出処:鉄道労組大田地方本部]

公社側は電気・水道料金の滞納額を大田地方本部に知らせ続け、労組が電気、 水道料金を払わなければ断電・断水を強行すると明らかにした。断電・断水の 根拠は、労働部の質問の結果、使用者側が労組の電気、水道料金を払うのは不 当労働行為にあたるという返信を受けたということだ。

大田地方本部は「労使間で60年間続いた既存の慣行を協議なく一方的に施行す るのは同意できない。料金賦課の過程についての説明もなく、一方的に料金書 の発送を始め、何の議論も労使協議もなく、公社は文書発送行為しかしない」 と説明した。

続いて労働部の質問についての使用者側の内容と経過、労働部の結果など、一 連の過程について労組は分からないと不満を表わした。

鉄道労組大田地方本部のチョン・ビョンベ組織局長は、「公社側の労組弾圧は ひどい。労使で協議をしているのに公社は各現場の構造調整を押し通している」 とし、今回の断電・断水措置も構造調整の一環だと解釈した。

一例として、公社側は8月18日に長くは30年働いてきた定年前の電車車掌15人を 一方的に鉄道駅に発令した。これに労組は「該当の職員は電車の車掌として何 十年も働いてきたのに、一日で人事発令を受けたうえ、車掌を駅に強制発令し たのは人事規定も無視した不合理なやりかた」と反発した。

この過程で8月31日、10人が守っている鉄道労組テントの座込み場に鉄道公社の 関係者約100人が乱入し、物理的な衝突が起こった。この過程で、ある組合員が 公社関係者のカッターで切られた。

そのため鉄道労組は31日、『鉄道公社の強圧的な不当者と幹部査察および深夜 の横断幕強制常習窃盗糾弾広域本部(ソウル駅西部駅)前テント座り込み』に突 入した。

チョン・ヒョンベ組織局長は「5月14日に団体協約を締結した後、賃金、交代勤 務、専従数など核心的な問題について後続協議をしている。この過程で使用者 側は協議を怠ったり座込み場の襲撃、労組事務室移転、断水を強行するのは卑 劣だ。公社側の多様な方式の構造調整、労組弾圧で労使関係が難しくなってい る」と話した。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-09-08 04:19:17 / Last modified on 2010-09-08 04:19:21 Copyright: Default

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