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労働者の妻の死、「使用者側と政府による他殺」

[メディア忠清]双龍車整理解雇関連六人目の犠牲者

特別取材チーム/ 2009年07月21日10時51分

7月20日午前、双竜自動車ストライキに参加した李某氏の夫人朴某氏(29歳)の遺 体安置所が平沢グッドモーニング病院に用意された。

六人目だ。双龍車整理解雇に関連して死亡した組合員と希望退職者、そしてそ の家族が再び生を破った。

故人になった朴某氏は、7月20日午前、双竜自動車工場に公権力が投入され、実 家のお母さんが病院に行った間に自宅のトイレで自ら命を絶った。

両者の子女はまだ1歳にならない末っ子と4歳の一人目、このように二人の子供 をおいている。

遺体安置所を守っていたペ・ソンテ民主労総京畿本部長は、「最大の圧迫は、 損害賠償と警察の召喚状だった」とし普段、使用者側の管理者家族の「生きて いる人たちはみんな出てきたのに、なぜあなたの新郎は出てこないのか。その うちに損害賠償で財産をすべて飛ばして、監獄に行く」という内容の話を聞き、 強い心理的圧迫を受けてきたという。

一方、この死を「不当な整理解雇を最後まで押し通す使用者側と、自分の責任 を隠したまま公権力で鎮圧しようとする政府による他殺」と主張した。

労組によれば、双龍車労組幹部の李某氏は、いわゆる整理解雇リストに上がら ない『生きている者』だったが、解雇対象に上がった組合員と共に12月から座 り込みをしてきた。結局、5月22日から双龍車の労働者が玉砕ストライキに入り、 苦しむ夫人の朴某氏との電話で慰労し、朴某氏が亡くなる一日前の19日の夜も 互いに通話をしたという。

故人の遺体安置所を守っていた双龍車労働者は、「私が一番最初に病院に到着 した時も、ただ『先輩、どうしよう』と涙声で話す後輩を見て当惑しました。 後で後輩の妻が死んだという事実を知り、一緒にとても泣いた」とまた目がし らを赤らめた。また「玉砕ストライキが2か月になろうとするが、使用者側と政 府には本当に対話の意志があるのか疑わしい。公権力投入はさらに大きな犠牲 を出すだけだ。われわれはそれを望まない。誰かの犠牲で終わるのではなく、 政府と使用者側が平和にこの問題を解くよう望む」と述べた。

20日夜、霊安室には遺族と李某氏の同僚労働者40数人が遺体安置所を共に守り、 あまりにも突然のことに遺体安置所とその廊下などで故人の記憶を探す人々の 泣き声が止まらなかった。

現在、遺族と金属労組双竜自動車支部は故人の葬儀手続きを議論しているという。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-07-22 00:46:37 / Last modified on 2009-07-22 00:46:40 Copyright: Default

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