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双龍車家族が上京、大統領府に書簡伝達

共闘本が記者会見「公権力ではなく公的資金を投入せよ」

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2009年06月23日14時50分

▲金属労組双龍車支部と双龍車家族対策委、双龍車共闘本が23日に大統領府前で記者会見を行っている。

双竜自動車労働者の家族が三回目のソウル上京をしている。双龍車家族対策委 は、金属労組双竜自動車支部、「経済危機苦痛転嫁反対双竜自動車整理解雇阻 止京畿地域共同闘争本部(双龍車共闘本)」などと共に、6月23日午前11時、ソウ ル市鍾路区清雲洞事務所前で記者会見を行い、政府に労政交渉と公的資金投入 を要求した。

双龍車共闘本共同代表のイ・ホンウ進歩新党京畿道党委員長は「双龍車の大量 整理解雇事態になぜ誰も責任を取る人がいないのか」とし「整理解雇されらな い人を前に出して労働者を追い出す暴力と残忍さが残念で腹立たしい」と話した。

双龍車支部のイ・グムジュ代議員も「家族のようだった同僚が工場垣根一つを はさんで生存権を守ることと工場稼動で対立している」とし「唯一の解決法は 政府が労政交渉を進めること」と要求した。

「くやしい心情が大統領府に行かせた」

京畿進歩連帯のド・ヨンホ常任代表は「龍山惨事が李明博政権の民衆に対する 態度を示すとすれば、双竜自動車事態は労働者に対する李明博政権の認識を象 徴する」とし「すべての労働者を代表して、双龍車労働者が最後まで頑張って 戦え」と励ました。

三回目の上京をした家族対策委のイ・ジョンア代表は、先週ソウル市庁付近の 徳寿宮大漢門前で三歩一拜をした話を伝えた。「どこかで礼拝でもしたい気持 で三歩一拜を始めたが、それも公権力で阻止された」というイ・ジョンア代表 は「一日中涙を流して帰った」と話した。

この日の記者会見に参加したことについては「くやしい心情が『大統領府に行 け』と私たちを押し出した」と訴えた。イ・ジョンア代表は「平沢市長も、京 畿道知事も、『忙しい』と言って私たちに会ってくれないが、京畿道で今一番 重要なことは何か。皆、政府が言い訳だけするのでまたソウルにきた。政府は 一日も早く乗り出せ」と話した。

▲記者会見の参加者が大統領府に抗議書簡を渡そうとしたが警察に遮られている。

「4大河川生かす22兆ウォン? 1兆ウォン投入すれば20万人回復」

記者会見の参加者たちは「5年前、政府が黒字企業だった双竜自動車を上海車に 売却し、労働者は技術流出のおそれがあると叫んだ時も無視し、今になって傍 観しているのはひどい」とし、事態解決の鍵を握る政府が直接出てくるよう要 求した。

彼らは政府の「4大河川生かす」予算が22兆ウォン近いことを上げて「このうち たった1兆ウォンを双竜自動車に公的資金として投入するだけで、双竜自動車の 正規職、非正規職、部品社、その家族など20万人を生かせる」と主張した。

昼12時に記者会見を終えた参加者が抗議書簡を持って大統領府に向かい、交差 点で歩道に移動してしばらく警察と対峙したが、双龍車共闘本のキム・ヨンハ ン共同代表と家族対策委のイ・ジョンア代表が書簡を渡して終わった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-06-25 23:32:36 / Last modified on 2009-06-25 23:32:37 Copyright: Default

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