韓国:ダンプ労働者もストライキ宣言 | |||||||
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ダンプ労働者もストライキ宣言、16日にストライキ突入「現場の組合員は怒っている、これ以上延ばせない」
蔚山労働ニュース
www.nodongnews.or.kr / 2008年06月04日12時07分
最近の石油価格暴騰で、貨物連帯カーキャリア労働者がストライキを宣言した のに続き、全国建設労働組合蔚山建設機械支部も6月16日にストライキに突入す ると発表した。 ▲5月29日に焼身自殺を企てたホ・某組合員のダンプカー。前部が全焼した。近所河川で釣った釣師が発見、幸い焼身自殺を試みたホ組合員の状態は良好だという。[出処:全国建設労組] 全国のダンプ、生コン、掘削機労働者で構成された全国建設労組建設機械分科 は、当初は7月にストライキを計画していたが、現場組合員の要求でストライキ を6月16日に操り上げた。 6月3日、全国建設労働組合建設機械分科代議員会議で最終的に決定した今回の ストライキは、1万7千の組合員が参加する全国的な全面ストライキで進められる。 全国建設機械労働者の全面ストライキの背景も、石油価格の急騰による赤字運 行、生存権の破綻だ。建設上場企業が1/4分期22.8%純利益増加を享受している 間に建設機械労働者たちは信用不良者から「死の門の敷居」に追い出された。 5月29日に焼身自殺を企てたホ・某(53才)建設機械組合員は全国建設機械労働者 の切迫した境遇を示す端的な例だ。 ホ組合員は忠北道鎮川で3月18日から31日まで工事の仕事をしたが運搬費を受け 取れず、5月27日に金を受け取った。ところが下請け業者はホ組合員が受け取る はずの運搬費1500万ウォンの中から一方的に1000万ウォンだけを支給した。石 油価格、税金を引けば車両維持修理費はそっくり借金になる状況だった。 ダンプカーで泊まり20余年間ダンプ運転労働者として暮らしてきた結果は結局 赤字運行と信用不良だった。こうした境遇は単にホ組合員だけでなく、ほとん どのダンプ労働者の現実だ。 蔚山建設機械支部によれば、運搬費の金額で石油価格が占める割合は30%程度 なら、最低限の生存権が確保されるという。現在石油価格が暴騰し、運搬費に 対する石油価格の割合は67%にもなるという。 建設機械労働者の平均作業日数は15〜20日で、25トン基準ダンプ一日賃貸単価 が50万ウォン未満。最大20日を働いたと仮定すると、月1000万ウォンを受け取 る。ここから石油価格として670万ウォンを払い、車両のローンに280万ウォン から350万ウォン程度を払うと、税金を払う金もない。その上、車両修理費も月 100万ウォンほど出て行く。 こうした状況のため、建設労組自らのアンケート調査によれば組合員の37%が信 用不良者だという。蔚山建設機械支部のチャン・ヒョンス事務局長は「組合員 が沸き立っている。ストライキをさらに遅らせると、組合員が自暴自棄状態に 追いやられる程切迫した状況」と話した。 今回の全面ストライキの要求は「標準賃借契約書作成の義務化とこれによる 運送料値上げ、8時間労働、建設会社からの現場への燃料代支給など」だ。 これまで建設機械労働者たちは、無契約や口頭契約の形で働いてきたが、この 3年間全国建設労組が標準賃借契約書を要求し、最近公取委でこれを告示したと いう。現場で油を支給する所は蔚山の場合、キジャンに1か所で、MGL建設課双 竜建設社が施行している。 チャン・ヒョンス事務局長は「まず標準賃借契約書作成を目標にして、その後 の方向としては車両賃貸借契約と運転労働への雇用契約を別に作成すること」 と明らかにした。 蔚山建設機械支部は6月14日に組合員総会と全面ストライキ闘争勝利決意大会を 開き、16日、某所に車両を集結させ、テントで闘争本部を設置した後、集中ス トライキをする計画だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-06-06 23:14:58 / Last modified on 2008-06-06 23:15:00 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |