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「李明博政権が降伏宣言するまで戦う」

民主労総、『企業側寄り』政策に対抗して、6月末7月初めで総力闘争予告

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年05月01日21時47分

「正規職労働者が首をくくらなければ損賠仮差押さえを解かな国、大韓民国
非正規職労働者が火をつけて死ねば正規職として叙勲される国、大韓民国
建設労働者の不払い賃金を取りに行くと社長にむちで打たれて死に、不払い賃金を受け取れる国、大韓民国
落下して死に、圧死して死に、手首が切れても足首が切れても労災を考えない国、一日に7人が死ぬ国、労災天国、大韓民国
烈士たちよ、世の中を起こして下さい、労働者を起こして下さい
労働解放烈士たちよ、烈士で起こして下さい」 -チュ・ボンヒ民主労総副委員長黙念の挨拶

118周年をむかえたメーデー、民主労総は大学路で1万人の労働者を集めて午後 3時から『118周年世界メーデー記念大会』を開いた。この日の記念大会で民主 労総は10の領域、100の課題で構成された対政府要求案を提示して対政府交渉を 要求し、李明博政権の『企業側寄り』政策に対抗して、6月末7月初めに予告し ている全面ストライキを含む総力闘争の開始を知らせた。

民主労総の十大対政府要求は、●非正規職全面再改正および特殊雇用労働三権 保障、●すべての労働者に労働基本権保障および団体協約適用、●親財閥政策 中断および一方的FTA推進中断、●医療、教育、サービス市場化中断、●公共部 門私有化と構造調整中断、●公共部門の民主的運営と雇用拡充、●基礎年金 15%争奪と公務員私学年金の正しい改革、●言論、金融公共性確保、●韓半島平 和統一実現、●韓半島大運河事業中断だ。

民主労総の李錫行委員長は大会発言で、昨日(4月30日)、李永煕(イ・ヨンヒ) 労働部長官の話をより強く批判して、「李明博政権と正面から対抗する闘争を 約束する」と声を高めた。李永煕労働部長官は外国企業のCEOと会い「毎年する 賃金交渉を2年に一回するようにする」、「(緊迫した経営上の理由ではなくて も)企業は人材運用上、問題が起きれば勤労者を解雇できる」と話すなど現行の 勤労基準法にも反する言葉を吐いた。李錫行(イ・ソクヘン)委員長は「勤労基 準法も破壊しようとする李永煕労働部長官は即刻辞任すべきだ」と語った。

続いて李錫行委員長は「李明博大統領が自身が大韓民国CEOと話し、全国民を今 国民ではない従業員に転落させた」とし「6月末7月初め民主労総の全面ストラ イキを含む総力闘争は、李明博政権に対抗する最初の闘争になるだろう。一度 だけの闘争でなく、李明博政権が降伏を宣言するまで、退陣するまでの闘争に なるだろう」と宣言した。

この日の記念大会では、『社会公共性守備』発隊式も共に進められた。民主労 総の社会公共性守備は、6月末7月初めの総力闘争まで市民と会って李明博政権 の民営化の問題と社会公共性の重要性を知らせる計画だ。社会公共性守備団長 は、民主労総のチン・ヨンオク首席副委員長が引き受けた。

記念大会参加者は闘争決議文で「ビジネスフレンドリーを主張する露骨な新自 由主義者、李明博大統領は、医療、教育、公的年金などの社会サービス領域と エネルギー、交通、水などの公共サービスに対する大々的な市場化、私有化攻 勢を全面的に展開している」とし「われわれは李明博政権の公共部門市場化、 私有化政策阻止と公共労働者の働く権利を争奪するために総力闘争する。教育、 医療などの基本的な国民の権利を確保するために汎市民社会民衆勢力と連帯し、 汎国民的社会公共性争奪運動を展開する」と宣言した。

記念大会は午後5時からデモ行進を始め、清渓川で整理集会をして終わった。こ の日の集会は特別な衝突なく平和に進められ、警察は昨日「民主労総執行部が 平和な集会を開催すると約束した」と述べた通り、集会現場に戦闘警察を投入 せず、交通警察だけを投入した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-05-05 19:24:55 / Last modified on 2008-05-05 19:24:56 Copyright: Default

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