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光州市、市庁非正規職との面談を一方的に破棄

ソン・ハッキュ民主党代表の約束にもかかわらずパク・クァンテ市長「ユニバーシアード誘致のために」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年04月17日15時32分

光州市、20日前の面談の約束を3日前に一方的に破棄

ソン・ハッキュ統合民主党代表の約束も効果がなかった。

1年を遥かに越えても雇用継承を要求して戦う光州市庁非正規職労働者の言葉だ。 光州市庁非正規職労働者たちは、光州市が事態解決の意志を示さず、3月に二度 にわたり、ソウル上京闘争をした。やっとソン・ハッキュ統合民主党代表に会っ た光州市庁非正規職労働者たちは、統合民主党所属のパク・クァンテ光州市長 との面談斡旋を要請し、ソン・ハッキュ代表は面談の斡旋を約束した。

しかしパク・クァンテ光州市長は「ユニバーシアード大会誘致のために出国す る」という理由で4月11日に予定されていた面談を一方的に延期した。光州市庁 の非正規職労働者たちとの面談は、20日前に約束されたことだった。公共労組 によれば、面談延期の通知も直接労働組合にではなく、公共労組関係者が別の 理由でパク・クァンテ市長の秘書室長に電話をかけた時に聞いた。

▲総選挙直前、ソン・ハッキュ統合民主党代表はパク・クァンテ光州市長と市庁非正規職労働者たちの面談を斡旋した。しかしこれは守られなかった。[出処:公共労組]

これに対して公共労組は「総選挙中の闘争を避けるために面談を約束して翻意 するという光州市庁のいつもの態度」と指摘した。昨年にも全国体育大会を控 えて労働組合が闘争の程度を高めると、「市庁で働けるようにする」とパク・ クァンテ市長が直接話したが、これは守られなかった。

光州市庁非正規職無期限座り込み突入、海外にも光州市の態度を知らせる

こうした光州市の態度に対し、光州市庁非正規職労働者たちは今日(4月17日)か ら無期限座り込み闘争に突入した。労働者たちは、市庁側の態度の変化がなけ ればハンストなどへと座り込みの程度をさらに高める計画だ。

公共労組は光州市が誘致しようとしているユニバーシアード大会に対して、 「世界の大学生のスポーツの祭りには反対しない」と述べ、「ユニバーシアー ド大会の精神が若者たちの民主、人権、平和の精神を涵養するものなら、光州 市が市庁非正規職問題の解決に率先するのは当然だ」と事態解決を要求した。

光州市庁非正規職労働者たちは無期限座り込みとともに世界各地に光州市の 態度を知らせる計画だ。

公共労組は5月1日に韓国を訪問する予定の2013年夏季ユニバーシアード大会実 態調査団代表、スウェーデン出身のステファン・バーグ実態調査団長に UNI(Union Network International)およびスウェーデン労総(LO-TCO)の助けを 受けて、光州市庁問題を知らせる予定で、他の実態調査団にも国際労働界とと もに実状を知らせる予定だ。また5月にベルギーで開かれるPSI(国際公共労連) 世界女性委員会総会には遠征闘争団を送り、事態解決のための国際連帯を訴え る計画だ。

公共労組は「一番低いところで最も献身的につらい仕事をしてきた50、60代の 間接雇用女性労働者たちに、仕事を続けさせてくれと言いながら四季を路上で 過ごした」とし「光州市は一日もはやく公共労組と責任ある議論で問題解決に 乗り出すことを希望する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-05-05 18:33:26 / Last modified on 2008-05-05 18:33:27 Copyright: Default

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