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ドンヒオート、激しい衝突の末、野宿座り込み中

『偽装就業』 1次解雇通知者の初出勤を妨害

メディア忠清 http://cmedia.or.kr / 2008年09月20日12時18分

秋夕直前、忠南瑞山にあるドンヒオート内の社内下請業者から1次解雇通知を受 けた非正規職労働者4人が、秋夕連休を終えた19日の午後8時に初出勤をしたが、 会社の管理者、警備員により出勤を阻止され、夜11時頃まで三時間にわたり 衝突したが、結局工場には入れなかった。

[出処:メディア忠清]

4人の労働者は結局、約100人の元請(ドンヒオート)管理者、下請け業者管理者、 警備員が防いでいる正門前にゴザを敷き、野宿座り込みを始めた。

1次体当たり、「拉致」

イ・ベギュン労働者は「会社の通勤バスで出勤し、工場の前でおりるとすぐに 待機していた元請管理者、警備により、5分間でRV車両3台に強制的に拉致され、 会社から何と5kmも離れたオサ三叉路に捨てられた」と伝えた。

またチェ・ジニル労働者は「数人の管理者、警備員が一気に駆け寄り、強制的 に車に乗せて『遅れる』という脅迫はもちろん、喉をつかんで膝で首を締めた りもした」と声を高めた。

2次体当たり、二時間の間の戦い

オサ三叉路から同僚の労働者の車に乗って会社の正門に行き、8時30分頃に約 10人の警備員と2回目の体当たりをして、再度出勤を試みた。正門内の150mの所 まで入ることに成功したが、約100人の管理者、警備に囲まれ、同じ場所で二時 間の衝突を繰り返した。

出勤できず体当たりを続けながら、労働者たちは下請け業者の管理者に電話し て「出勤しなければならないが、妨害されて入れない。欠勤しないので待って いてくれ」、「われわれはまだ解雇されていない。なんでこんなことをするの か」と工場に帰る意志を強く示した。

一方、出勤した1人の同僚の労働者が、戦っている4人に水を渡そうとしたが、 警備員に阻止された。ちょうど警備の無線機から会社の管理者が「管理者に水 を持ってこい」という言葉が聞こえた。「自分たちだけ水を飲んでおいて、非 正規職は人でもないのか!」と怒りを隠さなかった。

▲労働者に渡せず捨てられた水[出処:メディア忠清]

またこの過程で、怒った労働者からの通報を受けて出動した警察は、暴力行為 を調査しろという労働者の抗議にもかかわらず、2時間以上、『中立』を守って 傍観を続け、労働者たちのひんしゅくを買った。

3次体当たり、手足を掴まれて引き出される

工場の中での二時間にわたる対峙は、10時30分頃に約100人の管理者、警備員に 手足を掴まれて引きずり出されることで終わった。

しかし家に帰ることができず、正門を境界に対峙、結局徹夜の野宿闘争を行った。

▲手足をつかまれ出される労働者[出処:メディア忠清]

▲最後にまた工場に入ろうとする労働者 [出処:メディア忠清]

▲続いた体当たりで疲れた。[出処:メディア忠清]

なぜ彼らは解雇されていないと主張するのか

シム・イノ労働者は、「私たち4人は9月5日と14日、それぞれが所属する業者か ら1次懲戒委で偽装就業を理由に解雇を通知された。われわれはみんなこれまで ラインでモーニングを作っていた。ところが一日でこんなひどい理由で解雇さ れるのは、腹が立つ。さらに、再審はまだ行われてもいない」と話した。

またパク・テス労働者は「再審まで出勤して働くことが、こうして死ぬほど殴 られることというのが我慢できない」と怒った。

下請け業者の就業規則によれば、4人の労働者は1次懲戒委員会の解雇通知から 14日以内の9月25日までに再審を受けることになっている。労働者が再審を申請 したので会社は2次懲戒委員会を開き、また懲戒を確定させなければならない。

[出処:メディア忠清]

(チョン・ジェウン記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-09-22 02:50:29 / Last modified on 2008-09-22 02:50:30 Copyright: Default

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