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『雇用安定』を要求してテントを張ると用役が押しかける

江南聖母病院の派遣職、徹夜の座り込みに突入

チョン・ムンギョ記者 moon1917@jinbo.net / 2008年09月18日11時34分

▲ある組合員が応急室でリンゲルを受けていたが座込み場が心配になってしばらく座込み場を訪問した。用役職員が押しかけ、彼は必死に防いだがテントは撤去され、彼はまた応急室に帰らなければならなかった。

▲テントがあった場所で初めて野宿徹夜座り込みをした江南聖母病院派遣職労働者

9月末の契約満了による解雇を前にしている江南聖母病院の派遣職労働者たちが、 9月17日、『雇用補償』を要求してテント座り込みに突入した。だが、一日も たたないうちに、派遣業者が動員した用役職員に撤去されてしまった。

江南聖母病院派遣職労働者が17日テント座り込みに突入した。彼らがテントで の座り込みに突入すると、江南聖母病院側は「協議もなくテントを張るのは対 話を放棄するのか」と鋭敏な反応を示した。人事チームのある関係者は彼らと いっしょに働いていた正規職の労働者がテント座り込みを助けると「彼ら(派遣職) の闘争に介入するのか」とも話した。

江南聖母病院派遣職労働者がテント座り込みを始めていくらもたたない夜11時 頃、派遣業者が雇った15人程の用役職員が押しかけ、彼らのテントを撤去し始 めた。徹夜座り込みを準備した江南聖母病院派遣職労働者と保健医療労組ソウ ル本部の幹部などが抵抗したが、10分もかからずテントは撤去されてしまった。

結局、彼らはテントがなくなった場所で野宿をしながら徹夜座り込み初日の 夜を迎えた。

江南聖母病院が直接雇用する非正規職労働者は、06年10月1日付で派遣職に転換 され、9月30日で満2年になる28人の労働者は直接雇用ではなく契約満了による 解雇が予定されている。彼らは解雇を防ぐために『雇用補償と正規職化』を要 求して、テント座り込みを始めた。

ユ・ジヒョン保健医療労組ソウル本部長は彼らの解雇について「命を扱う病院 の業務はすべて、業務の連続性などを考慮して基本的には正規職でなければな らない」とし「定年退任などで正規職がなくなった席に非正規職を採用したこ とが問題の始まり」と指摘した。

続いて彼女は「特に宗教機関が運営する病院で非正規職を量産するのは正しい 処置ではない」と批判し「保健医療労組としては、直接雇用を避けるために2年 間働いた派遣職を解雇して闘争が始まったのは今回が初めなので、彼らの闘争 への支持と支援を惜しまない」と明らかにした。

一方、江南聖母病院はインタビューに対し、派遣職労働者の解雇は「経営上の 困難のため」と答えたが、来年5月の開院を目標として1200病床規模のソウル 聖母病院の工事に拍車をかけている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-09-19 21:01:59 / Last modified on 2008-09-19 21:02:01 Copyright: Default

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