本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:旧正月連休はイーランドを『売り上げゼロ』に
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1201893441661St...
Status: published
View


民主労総、「旧正月連休はイーランドを『売り上げゼロ』にする」

李当選者の民主労総「排除」露骨化に対し、民主労総は「闘争で」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年01月30日15時49分

正月連休、イーランド売り場『売り上げゼロ』

民主労総とニューコア-イーランド労組は、旧正月連休に合わせて、また戦いを 始動させた。ストライキから7か月たっても、労組側が大幅譲歩した案を提示し ても、イーランド側の態度には変化がなく、大型ディスカウントストアが最高 の売り上げを上げる旧正月連休に合わせた戦いで、また会社側に圧力をかけて いく。

民主労総は「年を越し、7か月が過ぎても未解決のイーランド-ニューコア大量 解雇事態への迅速な解決とともに、相変らず解雇など組合員懲戒を要求して誠 実に交渉しようとしないイーランド側が誠実に交渉することを要求したい」と 今回の集中闘争の意味を明らかにした。

李当選者の民主労総『排除』...民主労総は「信号弾はイーランドで」

今回の集中闘争は、李明博当選人が懇談会のキャンセル、GM大宇訪問などで民 主労総を『排除』する政策基調を明確にし、困難な労政関係を予告しているな かで初めて行われるものだけに、関心が集まっている。李明博当選人は、経済 再生のために『労使合意』を強調しているが「雇用を創出するには企業の成長 が必要」、「労働者は10〜20%生産性を向上しなければならない」、「労働生産 性を確保してくれれば企業も感動する」といった話を続け、労働界の「李明博 当選人の経済再生は労働者の犠牲を強いるだけ」という主張が説得力を得つつ ある。

▲非正規職労働者たちは李明博当選者を候補時代から反労働者的候補として批判してきた。昨年11月27日、ハンナラ党の前で開かれた非正規職労働者の記者会見/チャムセサン資料写真

李錫行(イ・ソクヘン)委員長は、李明博当事者の懇談会の一方的なキャンセル の直後の記者会見で、「高麗大の同窓会程度にしか扱われない民主労総の現実 を細かく国民に知らせ、それにふさわしい対応をする」とし「その初めての信 号弾をイーランドで打ち上げる」と語った。

特に、ニューコア-イーランド労働者の戦いは、非正規法施行の悪影響をありの ままに見せる事例であり、民主労総の李錫行委員長が「この闘争に勝てなけれ ば、民主労総の旗をおろさなければならない」と話すなど、民主労総の全組織 が昨年一年かけて集中してきた。非正規職闘争の象徴としてのニューコア-イー ランド問題の解決は、民主労総の絶対絶命の課題である。

また、非正規職問題は李明博当選人が「企業の経営がうまくいけば正規職とし て採用するのではないか」とし、『親企業』的立場から『市場原理に任せた解 決』を叫ぶだけで、その解決方式では労働界と正面から相反する部分でもある。 これまでも続いてきたし、今後も予想されている李明博政権での労政間対立が、 非正規職問題をめぐって増幅されている。

これに対して李錫行委員長は「李明博の当選後、業務引継ぎ委員会がまるで占 領軍のように行動するのは正しくない」とし「民主労総をさっさと片づけて行 くという意志を(李明博当選人は)候補時代から示していた。これに適切に対応 するほかはない」と話した。

民主労総は今日(30日)、全南順天ニューコア店舗前の集会を始め、31日にはホー ムエバー儒城店前、2月1日にはホームエバー・ミョンモク店とニューコア果川 店で、2日にはホームエバー・クウォル店前で、3日にはニューコア光明店前で 集中集会を開く。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-02-02 04:17:21 / Last modified on 2008-02-02 04:17:23 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について