本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:GM大宇非正規職、富平駅でも高空籠城
Home 検索
 


GM大宇非正規職、富平駅でも高空籠城

富平区庁駅CCTV塔籠城22日目にも解雇者問題解決の兆し見えず

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2008年01月17日14時00分

GM大宇非正規職労働者の高空籠城場が2か所に増えた。

昨年12月27日、GM大宇自動車非正規職支会のパク・ヒョンサン組織部長が富平 区庁駅のCCTV塔で解雇者復職を要求する高空籠城に突入して今日で22日目にな るが、元下請会社側は相変らず団体交渉などの事態解決を始めようとしない。 そのためファン・ホイン副支会長が今日(1月17日)午前7時20分頃、仁川市の富 平駅CCTVタワーで高空籠城を始めた。

▲GM大宇自動車非正規職支会が17日午前7時頃から富平駅CCTV塔高空籠城に入った。

GM大宇自動車富平工場近隣の富平区庁駅CCTV塔で22日間、高空籠城を続けてい るパク・ヒョンサン組織部長は、地上30数メートルの狭い空間で酷寒に苦しみ、 健康が悪化しているという。

ファン・ホイン副支会長が富平駅CCTV塔で高空籠城を始めた1月17日午前、現場 には警察関係者をはじめ、消防車と救急車が待機し、万一の事態に備えてエア マットが設置されている。GM大宇非正規職支会組合員はこのCCTV塔の周辺でピケ を持って宣伝戦を行った。

昨年非正規職労組が設立されて以来、GM大宇自動車は外注化などの名目で組合 員を解雇し、外注化反対、労働組合認定、解雇者復職を要求する組合員に用役 会社のガードマンを動員して暴力を行使するなどで問題になっていた。労組が 工場の西門前と雇用継承を拒否する下請け業者の事務室などで座り込みを行い、 二人の組合員が高空籠城をしている現在も、解雇者復職の議論どころか対話も できない実情だ。

GM大宇自動車非正規職支会は「ここまで事態を追い詰めたのはGM大宇」とし 「下請け業者の社長さえ何も思い通りにできないと吐露しているのに、相変ら ず『われわれとは無関係』という態度をとり続けている」と批判した。

▲高空籠城場所周辺で非正規職労働者がピケ宣伝戦を繰り広げた。

イ・デウ支会長は「解雇者復職問題が解決するまで、可能なすべての方法を動 員して闘争を続ける予定」と明らかにした。一方、金属労組非正規代表者会議 もGM大宇非正規職問題の解決を要求し、今日午後4時30分に富平区庁駅高空籠城 場の前で総力闘争決意大会を開催する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-01-21 10:38:57 / Last modified on 2008-01-21 10:38:59 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について