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韓国:非正規職を無視する『超一流企業』GM大宇
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「非正規職を無視する『超一流企業』GM大宇」

金属労組、高空籠城一週間、GM大宇非正規職事態解決を要求

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2008年01月02日15時22分

全国金属労働組合の2008年初の記者会見が仁川市富平区GM大宇自動車工場前で 開かれた。金属労組GM大宇自動車非正規職支会のパク・ヒョンサン組織部長が ここで解雇者復職を要求する高空籠城を行っているからだ。

▲一週間高空籠城を行っているパク・ヒョンサン組織部長が塔上でシュプレヒコールをあげている。

高空籠城をしている塔の下で記者会見を行った金属労組は「超一流企業GM大宇 自動車は、非正規職の叫びを聞け」とし、非正規職解雇者全員復職を要求した。

記者会見に参加した金属労組のクォン・スンマン副委員長は「2001年には昌原 工場でも用役チンピラの暴力と放水銃など、GM大宇自動車の労組弾圧があった。 富平工場でも極に達した非正規職弾圧が行われている」と指摘、「非正規職の 血の汗で世界超一流になったGM資本は、非正規職弾圧に熱を上げることなく、 早急にこの事態を解決せよ」と主張した。

GM大宇非正規職支会のイ・デウ支会長も「昨年が非正規職弾圧と整理解雇の年 だったとすれば、今年は原職復帰と雇用保障の年になるように闘う」と覚悟を 述べ、「GM大宇は口先だけで超一流企業だと自慢せず、前近代的労務管理を捨 てるべき」と話した。

12月27日に富平工場を見下ろす20数メートルのCCTV塔に上がったパク・ヒョン サン組織部長は、この数日間の苛酷な寒さの中で一週間の高空籠城を続けてい る。パク・ヒョンサン組織部長はこの日、塔の上から拡声器で「これほどつら く無謀な方式を選択するほかはないのが非正規職の現実」とし「労働組合活動 を認めさせ、解雇者全員が復職するまで戦い抜く」と語った。

▲GM大宇非正規職支会弾圧中断を要求する金属労組記者会見

GM大宇自動車富平工場は昨年の9月に非正規職労組が設立され、それ以後、外注 化などを理由として非正規職労働者35人を整理解雇して交渉を拒否、雇用継承 の約束を守らないなどで問題になっている。

GM大宇非正規職支会は現在富平工場西門と富平区庁駅の高空籠城場、スピード パワーワールドとの契約解除後に雇用継承約束を守らない新規業者ANTテックの 事務室の三か所で座り込みを続けている。明日(1月3日)からは駐韓米商工会議 所、GM大宇社長自宅前などでGM大宇の労組弾圧を糾弾し、解雇者の復職を要求 するリレー一人デモを行う計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-01-06 03:17:36 / Last modified on 2008-01-06 03:17:37 Copyright: Default

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