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コスコム非正規職、三回目の高空籠城に突入

ソウル市内5か所のCCTV鉄塔で、鐘閣前と景福宮前では強制連行

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年12月31日13時24分

コスコムの非正規職労働者たちが三回目の高空籠城を敢行した。

[出処:事務金融連盟]

新年を一日前にした今日(12月31日)午前8時頃、鐘閣、景福宮前、独立門交差点、 昌徳宮前、乙支路2街の5か所にあるCCTV鉄塔で高空籠城に突入した。午後1時現 在、鐘閣と景福宮前で高空籠城をしていた組合員たちは警察に強制連行された。

ストライキは110日を越え、一年経ったが解決の兆しが見えず、コスコム非正規 職労働者たちは今冬一番寒い今日、再び高空籠城を敢行したのだ。

コスコム非正規支部は「国会も、労働部も、法院も、コスコムが使用者であり、 ストライキは正当だと判決し、絶えず会社側に交渉に出るよう要求した」とし 「しかし会社側は解決の意志を見せずに時間稼ぎをして、組合を崩壊させよう とするだけで、交渉の意志を見せない。コスコムが雇った用役職員をそそのか して深夜、証券労組委員長たちを暴行するなどの蛮行を行っている」とコスコ ム会社側の態度を糾弾した。

事務金融連盟も緊急声明を出して「コスコム非正規職労働者たちの要求は、コ スコムのイ・ジョンギュ社長が責任を取る形で交渉に出てこいという素朴なも のだ」とし「コスコム資本が不法行為をしなければ、コスコム非正規職労働者 たちは今日のように高い鉄塔に上がるような極端な闘争をすることもなく、 111日以上の闘争をすることもなかっただろう」と指摘した。

続いて「すぐコスコム資本が対話をしなければ、2008年の元旦から激しい絶望 の毎日を送るようになる」とし、コスコム会社側が対話に出ることを要求した。

一方、コスコム非正規支部は12月20日、ストライキ100日をむかえて、およそ 90人の組合員全員が削髪した。当時、コスコム非正規支部は「不道徳で反社会 的な企業は韓国から消えなければならない」とし「新年からコスコム退出を本 格的に進める」と述べた。

(株)コスコムは前の国政監査でも『偽装請負』と指摘され、労組が証券取引所 前で続けているテント座り込みについて、コスコムは法院に『業務妨害禁止仮 処分申請』を出したが、この過程でむしろ法院はコスコムの非正規職労働者に 対する使用者性を認めた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-01-06 03:07:42 / Last modified on 2008-01-06 03:07:46 Copyright: Default

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