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東亜大医療院分会、明日ストライキを予告

会社が団体協約を破り、処罰まで受けたが一方的に団体協約解止を通知

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年12月13日16時02分

公共労組東亜大医療院分会がストライキ秒読みに入った。

東亜大医療院分会は、今年の8月から15回の団体交渉を行ったが、交渉の初期か ら会社側は労組専従者賃金支給削除などを含む『改悪案』を提示し、一方的に 団体協約の廃棄を通知するなど、不誠実な交渉をしてストライキを準備させる ことになった。

[出処:公共労組]

労組によると、週2回交渉の原則を決めて交渉をしてきたが、すべての交渉が 15分から20分で終わったり、一方的に会社側が参加しないなど、まともな交渉 ができなかった。この過程で会社側は、昨年労組側と結んだ団体協約を破り、 検察と労働庁から処罰されている。また、労組幹部11人を懲戒し、釜山地方労 働委員会はこれを不当懲戒と認めた。しかし会社はこれを無視している。

労使の対立は、東亜大医療院使用者側が11月9日の10次賃金団体交渉の直後、一 方的に団体協約の破棄を通知したことでさらに深まった。こうした東亜大医療 院の一方的な団体協約破棄は深刻な労使の対立を続けていた富川セジョン病院、 嶺南大医療院などでもあった。これにより使用側は労組を無力化しようとした。 労組は、富川セジョン病院と嶺南大医療院で使用者側の労務管理をした労務士 が東亜大医療院の労務管理もしているという。

今日(12月13日)も、釜山地方労働委員会で午後2時から調停会議があるが、これ までの対立の深さから見て簡単に労使が結論を出せないものと見られる。その ため労組は午後6時から東亜大医療院本館1階のロビーでストライキ文化祭を開 き、調整が満了する明日(12月14日)午前12時をすぎた午前7時からストライキに 突入する計画だ。

東亜大医療院分会の核心要求は、○直接雇用非正規職160人の正規職化、○部所 別の必須人材確保だ。

これに対して公共労組は、「すべての問題の根源は医療院の旧時代的な労組弾 圧策動に始まった」とし「東亜大医療院が釜山地域最大の民間病院らしく労組 抹殺の策動を止めて労組と円満に合意するために誠実な交渉を行わなければ、 破局のすべての責任を負うべきだ」と警告した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-12-14 06:35:43 / Last modified on 2007-12-14 06:35:53 Copyright: Default

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