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不当解雇と闘ったコルト楽器支会組合員が焼身

349日間テントで座り込みをしたイ・ドンホ組合員、地労委不当解雇判決にも会社側不服

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年12月12日11時39分

349日間、テントで座り込みをしていた金属労組コルト楽器支会のイ・ドンホ組 合員が昨日(12月11日)夜11時15分頃、テント座込み場の前で焼身自殺を試みた。

▲イ・ドンホ金属労組コルト楽器支会組合員[出処:金属労組]

現在、イ・ドンホ組合員は富川ベストアン病院集中治療室で治療を受けている。 イ・ドンホ組合員は顔と首に2度の火傷を負い、腕とからだには3度に火傷があ る。火が喉に入り、容態は急に悪化しているという。

イ・ドンホ組合員は、会社側の一方的な解雇に対して1年近く戦ってきた。金属 労組によれば、コルト楽器会社側は3月に物量の減少を理由に組合員37人に対し て一方的な整理解雇を通知した。8月17日には地方労働委員会が会社側の整理解 雇は不当解雇と判定したが、会社側はこれを履行していない。

労組の関係者によると、コルト楽器支会の支会長が変わって、労組は闘争が困 難になったという。会社側に協調的な人が支会長に選ばれ、会社側は賃金を上 げて成果金も支給した。これに対して解雇者を中心とするテント座込み場には 支会はもちろん、連帯の足も遠退き、イ・ドンホ組合員もまた非常に苦しんで いたという。

金属労組は「イ・ドンホ組合員は整理解雇を通知されて誰よりも頑張って闘っ てきた」とし「共に整理解雇闘争をしてきた同僚に『私一人の身が犠牲になれ ばこの問題が解決できるのなら、どんなことでもする』と苦しい心を吐露した という」と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-12-14 06:30:52 / Last modified on 2009-09-30 14:26:53 Copyright: Default

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