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「イーランドは非正規職量産企業」

ホームエバー新道林店、労働界が開店阻止闘争

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年12月07日12時16分

雇用を失った非正規職労働者が6か月も街をさまよっているのに、イーランド・ グループは新店舗の開店のことしか考えていない。新店舗の雇用は、やはり非 正規職で満たされている。

12月6日、流動人口が一日70万人になるといわれる新道林にホームエバーが開店 した。だがオープン初日のホームエバー新道林店は、ショッピングバッグなど のプレゼント攻勢にもかかわらず閑散としていた。

▲新しくオープンしたホームエバー新道林店

ニューコア-イーランド一般労組と労働社会団体、約500人は12月5日の徹夜の座 り込みに続き、6日も一日中ホームエバー新道林店オープン阻止闘争を行った。 「非正規職を解雇するだけでなく新店舗職員のほとんどを非正規職で採用した イーランドグループ」を糾弾するためだ。

ホームエバー新道林店の開店は、11月29日のホームエバー浦項店のオープンに 続く。浦項店がオープンした時も、地域の零細商人と労働社会団体の強い反発 を受けた。労働界によれば、今年9月までのイーランドグループの純損失は1千 161億ウォンに達するという。最悪の財務状態の中で無理な新店舗のオープンを 敢行しているのだ。これに対して全国非正規労組連帯会議(全非連)は「非正規 職量産企業というイメージのために国民から無視されている証拠」と説明した。

また新規に開店した店舗の職員は、ほとんどが非正規職労働者だ。全非連によ ると、浦項店はもちろん新道林店で働く労働者の大多数、事実上100%が非正規 職労働者で、このうちの大部分が請け負い、派遣業者に雇用される非正規職だ という。正規職は新店舗が安定る時まで一時的に本社から派遣されるごく少数 の人員だけだ。

一方、12月6日に行われたホームエバー新道林店オープン阻止闘争では、やはり イーランドが雇ったと思われるガードマンの暴力が続いた。12月6日の午前、 ガードマンが組合員に暴行し、入院することもあった。建物の上からタマゴを 投げ、ショッピングカートで正門を防ぐなどが行われた。

▲イーランドが雇ったガードマンがショッピングカートで正門を防いでいる。

イーランド一般労組のキム・ギョンウク委員長は、「民主労総の誇りをかけて この闘争を行う」とし「非正規職を量産するイーランドを終わらせる」と声を 高めた。

民主労総も声明を通じて「イーランドは国民に対する謝罪どころか新店舗のす べてのスタッフを非正規職として採用し、低賃金で搾取し、地域の零細商人の 生存権も威嚇している」とし「イーランドは新規オープンの前に、今からでも 大量解雇事態の解決を最優先の課題として、反省するとともに誠実な態度を示 せ」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-12-14 06:09:02 / Last modified on 2007-12-14 06:09:05 Copyright: Default

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