本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:イーランド交渉また会議中断
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1184866121754St...
Status: published
View


徹夜交渉また会議中断、午後12時再開予定

[イーランド交渉07:00]会社側、交渉再開座り込み解除前提に

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年07月16日20時13分

午前6時20分交渉がまた中断した。

イーランド労使は午後12時に交渉を再開することにした。しかし労使には再開 をめぐる意見の差が存在する。労組側は「会社側が占拠解除を前提として座り 込みを解けば交渉に出てくる、座り込みを解かなければ交渉の意味がないと話 した」と会社側の立場を伝えた。これに反し会社側は「われわれは前提条件な く交渉を再開する」と主張しているが、「座り込み解除を実務幹事議論で確認 する」と話し、午後12時の交渉が再開されない可能性もある。

午後12時に交渉が再開されれば、ニューコアとホームエバーは分離して進めら れる予定だ。午前の交渉まで、イーランド会社側はニューコアに対する外注化 の中断と、すでに外注化された部分について契約期間満了以後に判断するなど を約束したが、ホームエバーに対しては労組の3か月以上の非正規職雇用保障 と24か月以上の非正規職の正規職化を要求しているのに対し、会社側は18か月 以上の非正規職の雇用安定を主張していて、合意できずにいる。

そのため再開される交渉ではニューコアとホームエバーを分離して、それぞれ の争点について労使が議論を続ける予定だ。イーランド一般労組のキム・ギョ ンウク委員長は「われわれは一括妥結を要求し続けている」と伝えた。しかし 会社側は今回の交渉が始まる時から分離交渉を要求していた。その後、分離交 渉が全体の交渉に与える影響に関心が集まっている。

これまでの交渉で、ニューコア会社側は「座り込み解除を条件」として、△外 注化中断、ただしすでに締結された外注はその期間までそのまま使用し、その 後中断、△契約満了者の雇用問題に対して前向きに検討、△労組側苦痛分担 (賃金凍結および削減、来年賃金会社側決定)等を提示した。これに対してニュー コア労組は即答できないと言っている。

ホームエバー会社側は「座り込み解除を条件」に18か月以上の勤労者の雇用保 障を主張した。これに対して労組側は、△3か月以上の労働者に対する雇用保 障、△24か月以上の労働者の正規職化を要求している。

結局、これまでに合意されたことはない。

午後12時の交渉も、会社側が『まず座り込み解除』を前提条件としており、再 開は不透明だ。ソン・ポングン労働部労使政策局長は「必ず会社側は交渉に出 てくる」、「労働部は最大限交渉が開かれるようにする」と述べた。続いて、 ソン・ポングン局長は「不法占拠の状況が続き、交渉が決裂すれば、関係機関 と協議して公権力の投入を含む適切な措置をする」と述べた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-07-20 02:28:41 / Last modified on 2007-07-20 02:28:42 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について