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「イーランド、便法と不当行為が横行」

イーランド占拠座り込み支持行動相次いで

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年07月10日14時41分

「イーランド、解雇労働者を即刻元職に復職させよ」

イーランド一般労組がホームエバーサンアム店で11日目の占拠座り込みを続け、 ニューコア労組がニューコア江南店で3日目の占拠座り込みを行っているが、 市民社会団体の支持の声が続いている。

10日午前には女性市民社会団体の人々が集まって共同記者会見を持った。韓国 女性団体連合、参与連帯、韓国YMCA全国連盟、共にする市民行動など27の女性 市民社会団体は、「至急解決すべき非正規職問題で、最低限の責任さえ回避し ようとする企業の便法行為を厳重に糾弾する」とイーランド使用側の態度を強 く批判した。

記者会見の参加者たちは、「イーランド使用側は自らは便法と不当行為をして いるのに、生存の威嚇に直面した非正規職労働者のストライキと座り込みを 『テロ』という露骨な単語で非難し、業務妨害の疑いで労組指導部を告訴する と言う」とし「イーランドは解雇された労働者たちを直ちに元職に復職させ、 非正規法を回避する一切の試みを中断すること」を要求した。

彼らは政府の責任も指摘した。記者会見の参加者は「イーランド事態に見られ るように、非正規法の弱点によって事業主による集団解雇と外注転換は前から 予想されたことだった。だが政府はこれまで対策作りをせず事態を傍観してき た」とし「政府は現状況では、いかなる形態の物理的対応も事態解決の役に立 たないということを肝に銘じなければならない」と明らかにした。

キリスト団体、「イーランド、神様の心に反する」

一方、キリスト教団体も立ち上がってイーランド非正規職労働者の戦いを 支持した。

韓国キリスト青年学生連合会は10日、新村のイーランド本社前で「イーランド が神様の前で改心して、非正規職労働者と誠実に対話することを要求する」祈 祷会を開いた。この日の祈祷会には、韓国キリスト教長老会総会の鄭鎮宇宣教 事業局長、烏山外国人労働者センターのチャン・チャンウォン牧師、平和の教 会のパク・キョンヤン牧師などが参加した。

彼らは「イエス様は金持ちと貧しい者、女と男、力がある者と抑圧されて苦し む人々が、共に幸せになることを希望された」とし「しかし、最近キリスト教 企業を標榜するイーランドの非正規職大量解雇は、貧しく苦しむ人々の生計を 威嚇し、胸にしこりを残している」とイーランドの覚醒を要求し、「ひとりの 労働者でも、自分の生計がイーランドにより苦しんで疎外される人が無いよう に努力することこそ、社会の二極化と非正規職の拡大で対立が激しくなってい る韓国社会において、神様がお望みの態度だ」と指摘した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-07-12 09:56:48 / Last modified on 2007-07-12 09:56:51 Copyright: Default

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