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ASA会社側がロックアウト、労組「今や闘争のしがいがある」

20日明け方(株)ASA職場閉鎖断行

チョン・ユンミ メディア忠清記者 moduma@jinbo.net / 2007年11月21日16時45分

「職場閉鎖公告文のおかげでちょっと力がわきました」

忠南錦山郡にある(株)ASA(エイエスエイ)が11月20日午前5時、職場閉鎖の文書 を貼り出した。これにより金属労組大田忠北支部ASA支会のストライキが本格的 に進められる計画だ。

「むしろ力がわきます。今まで反応がなかったのに、いよいよ会社が反応して いるでしょう。ご存知でしょうか? 闘う時、何の反応もないと力が抜けるでしょ う」ト・ナムコンASA支会宣伝局長の声が明るかった。

「一つと開いて団結だけが生きる道、熱い闘争を叫ぶ」

▲会社入口に付けられた職場閉鎖文書[出処:ASA支会]

ト局長によれば「会社の経理支援チーム長が警備員を連れて来て、20日の午前 5時に現場の入口と正門に職場閉鎖の通知を貼り出した」という。ト局長は「朝、 組合員たちと通知を見て、むしろうれしかった」とし、「文書とは無関係に、 日程のとおりによく動いている。組合員もようやく闘争らしくなったと言って いる」とストライキの雰囲気を伝えた。

続いて、ト局長は「11月6日の出征式から、短期的なストライキしかしていなかっ た。11月19日から今日までは、会社のおかげで3日間連続ストライキを行ってい る」とし、「安心してこれまでできなかった残りの勉強をしっかりやって、真 の闘争とはどんなものかをはっきりと見せたい」と強い自信を示した。

実際にASA支会204人の組合員は、閉鎖された工場の中で金属労組大田忠北支部 各支会の組合員たちと共に教育を行っている。

(株)ASAが貼り出した文書は、ムン・チャンギュ代表理事の名前で「2007年11月 20日06時から、(株)ASAの本社および工場に対し職場閉鎖を断行する。労働組合 員は本事業場の出入をしないで下さい」となっている。

これについてASA支会は、「法的対応のための形式的な手続きだろう」と推定し ている。またASA支会は情報誌で「職場閉鎖は資本が労働組合のストライキ争議 に対応する切り札だったが、われわれASA支会の前では一番弱いカード」とし、 「組合員の闘争の熱意に火がついて、さらに熱い闘争を叫ぶ契機になった」と 明らかにした。

これを確認するために(株)ASAに電話をかけた。しかしすべての電話連絡が警備 室に通じ、(株)ASAの経営陣とは直接に通話できなかった。

警備室に確認したところ「経営陣は出勤していない。組合員だけが工場にいる 状態」という。彼らは「われわれは何も分からないので、何日か後に経営陣が 出勤したとき、また電話しろ」と用心深い反応を見せた。

一方、金属労組大田忠北支部のソン・セギョン組織部長は「今日午後3時に会社 との交渉に入る」とし「労働組合認定と組合事務室開放、労組臨時専従者認定 などを要求する予定」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-11-27 00:37:58 / Last modified on 2007-11-27 00:37:59 Copyright: Default

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